HOME 募集・表彰 新化学技術研究奨励賞 第15回新化学技術研究奨励賞







各種募集

新化学技術研究奨励賞
新化学技術研究奨励賞ステップアップ賞

 公益社団法人新化学技術推進協会(JACI)では、産学官交流連携活動の一環として、新化学技術研究奨励賞を設けています。本奨励賞は、化学産業界が必要とする研究課題を設定し、その実現に貢献することができる若手研究者の独創的な萌芽的研究テーマを発掘・奨励する目的で毎年公募しています。

 今年も、下記の通り、環境分野、エネルギー・資源分野、電子情報分野、ライフサイエンス分野、脳科学分野、コンピューターケミストリ分野、先端化学・材料分野からの12課題と特別課題(革新的化学工学分野)を設けましたので、奮ってご応募下さい。

 また、研究奨励賞受賞者を対象にしたステップアップ賞を設けていますので、将来の応募も念頭に入れていただき、本研究奨励賞にご応募ください。

第15回新化学技術研究奨励賞課題一覧
特別課題 革新的化学工学に関する基盤的研究
課題1 持続可能な社会の実現を目指した環境技術の研究
課題2 新しい資源代替材料・技術の創製、および資源の節約・回収・再利用に関する基盤的研究
課題3 バイオマス由来製品の事業化課題を解決する革新的なバイオマス変換技術もしくはバイオマス由来素材の開発
課題4 エネルギー変換・貯蔵・省エネ分野における革新素材・技術に関する研究
課題5 AI/DX時代を支えるエレクトロニクス材料に関する研究
課題6 マイクロナノシステムの用途拡大につながる新規な材料・加工技術、及びデバイスに関する研究
課題7 生体機能を利用した新規合成・生産・製造に貢献する基盤技術と評価技術に関する研究
課題8 生体機能・生体分子に着目した革新的ライフサイエンス材料に関する研究
課題9 新たな社会への対応を目指した脳科学および感性科学の研究
課題10 社会の未来像に向けた材料設計・プロセス設計のための計算科学・計算工学・データ科学の研究
課題11 世界に先駆けた新産業創出に資する「新素材」実現のための基盤的研究
課題12 サステイナブルな社会の実現に向けた革新的反応技術に関する研究


応募資格

  • 国内の大学、またはこれに準ずる研究機関(大学共同利用機関、高等専門学校、公的研究機関)において研究活動に従事する人。(研究場所は日本国内に限ります)
  • 2025年4月1日時点で満40歳未満の人。ただし、ライフイベント等による研究中断があった場合、それを考慮いたします。
  • 受賞後少なくとも1年間は応募テーマを研究できる人。(ポストドクター、研究員は応募可能ですが、学部および大学院の学生は応募できません)

募集期間

2025年12月5日(金)~ 2026年2月5日(木)

選考件数

各研究課題につき原則として1件

助成金

受賞者には、助成金として1件につき100万円を個人に対して贈呈します。
研究目的であれば使途は限定しません。



応募方法

ご応募は下記ボタンをクリックして、必要事項をご記入の上、応募申請書を添付してお申し込みください。
以下の入力フォームは、12月5日(金)より有効になります。




問い合わせ先


公益社団法人新化学技術推進協会 新化学技術研究奨励賞・ステップアップ賞担当
〒102-0075 東京都千代田区三番町2 三番町KSビル 2F
TEL 03-6272-6880 FAX 03-5211-5920
E-mail jaciaward15@jaci.or.jp

 新化学技術研究奨励賞ステップアップ賞は、研究奨励賞受賞後の研究に対して、切れ目の無い継続的な研究助成を行うことにより、研究成果の産業界への早期活用を図ることを目的に設けられたものです。

  本年度の募集を12月5日から開始しますので奮ってご応募ください。

応募資格

  • 研究奨励賞受賞後1年経過後から6年以内の方で、研究奨励賞受賞テーマを発展させたテーマ、またはその関連テーマについての応募であること。
  • 国内の大学またはこれに準ずる研究機関(大学共同利用機関、高等専門学校、公的研究機関)において研究活動に従事して、日本国内で研究を実施すること。

なお、今回応募資格を有するのは、第9回(2020年受賞)~第13回(2024年受賞)の研究奨励賞受賞者の方々です。その方々にはメールで募集要項と応募書類をお送りします。

募集期間

2025年12月5日(金)~ 2026年2月5日(木)

選考件数

原則として1件/年以内とします。

助成金

受賞者には、研究助成金として、申請書に記載の予算額(上限300万円)を個人に対して贈呈します。研究目的であれば、使途は限定しません。


問い合わせ先


公益社団法人新化学技術推進協会 新化学技術研究奨励賞・ステップアップ賞担当
〒102-0075 東京都千代田区三番町2 三番町KSビル 2F
TEL 03-6272-6880 FAX 03-5211-5920
E-mail jaciaward15@jaci.or.jp


第15回新化学技術研究奨励賞 および 2026新化学技術研究奨励賞ステップアップ賞


 第15回新化学技術研究奨励賞および2026新化学技術研究奨励賞ステップアップ賞の受賞者は、厳正なる審査の結果、以下のように決定しました。
受賞者の皆様、おめでとうございます。
また、多数のご応募を頂き、ありがとうございました。

◇ 2026新化学技術研究奨励賞ステップアップ賞
     名古屋大学 未来材料・システム研究所 中村 崇司
     『欠陥構造の能動制御による新規蓄電材料の創製』

◇ 第15回新化学技術研究奨励賞

特別課題: 革新的化学工学に関する基盤的研究
群馬工業高等専門学校 機械工学科 高山 雄介
『高温・間欠条件下におけるUFB含有水を用いた冷却操作の支配機構解明』
 
課題1: 持続可能な社会の実現を目指した環境技術の研究
東京都立大学 都市環境学部 松山 剛大
『マイクロ波による担持ナノ粒子触媒を用いた難分解性ポリマーのモノマーへの解重合』
 
課題2: 新しい資源代替材料・技術の創製、および資源の節約・回収・再利用に関する基盤的研究
大阪大学 大学院工学研究科 嵯峨 裕
『電気駆動メチルラジカルを基盤とするポリオレフィン資源循環・高機能化技術の創出』
 
課題3: バイオマス由来製品の事業化課題を解決する革新的なバイオマス変換技術もしくはバイオマス由来素材の開発
前橋工科大学 工学部 蜂須賀 真一
『バイオマスからポリカプロラクトン系プラスチックを微生物合成するための基礎研究』
 
課題4: エネルギー変換・貯蔵・省エネ分野における革新素材・技術に関する研究
東京大学 大学院理学系研究科 宇治 雅記
『三重項ダイナミクス制御に基づく光子エネルギー融合・分裂材料の創出』
 
課題5: AI/DX 時代を支えるエレクトロニクス材料に関する研究
東北大学 大学院工学研究科 竹内 魁
『半導体3D集積のための高放熱ポリシラザン接合』
 
課題6: マイクロナノシステムの用途拡大につながる新規な材料・加工技術、及びデバイスに関する研究
物質・材料研究機構 ナノアーキテクトニクス材料研究センター 松本 凌
『ダイヤモンド導波路を搭載した超ロバスト量子センシングデバイスの開発』
 
課題7: 生体機能を利用した新規合成・生産・製造に貢献する基盤技術と評価技術に関する研究
神戸大学 先端バイオ工学研究センター 加藤 俊介
『有機化学から学ぶ微生物酵素の探索: 非生物学的不斉アシル化反応の開発』
 
課題8: 生体機能・生体分子に着目した革新的ライフサイエンス材料に関する研究
京都大学 大学院薬学研究科 黒田 悠介
『人工ポリマーで天然酵素を模倣する:プラスチック酵素によるタンパク質の自在化学変換』
 
課題9: 新たな社会への対応を目指した脳科学および感性科学の研究
東京大学 大学院医学系研究科 澤田 健
『情動・感性を規定するシナプス基盤の因果的解明』
 
課題10: 社会の未来像に向けた材料設計・プロセス設計のための計算科学・計算工学・データ科学の研究
静岡大学 工学部 村上 裕哉
『抽出条件の超高速スクリーニングが可能なマイクロ流路内流動解析手法の開発』
 
課題11: 世界に先駆けた新産業創出に資する「新素材」実現のための基盤的研究
宇宙航空研究開発機構 研究開発部門 後藤 亜希
『超低地球軌道衛星の長寿命化を具現化するイオン液体型高レジリエンスコーティングの開発』
 
課題12: サステイナブルな社会の実現に向けた革新的反応技術に関する研究
京都大学 大学院農学研究科 足立 大宜
『多段階酵素電極反応による大気中CO2の高度資源化』


第15回新化学技術研究奨励賞および2026新化学技術研究奨励賞ステップアップ賞の審査委員は以下の通りです。
(敬称略 所属、役職は、審査委員会時点のものです)

DIC株式会社 R&D統括本部長 小池 展行
東京農工大学 大学院工学研究院応用化学部門 教授 平野 雅文
東京大学 大学院工学系研究科 化学システム工学専攻 教授 中山 哲
筑波大学 生命環境系 教授 野村 暢彦
微生物サスティナビリティ研究センター センター長  
JST ACT-X 環境とバイオテクノロジー 研究統括  
京都大学 客員教授  
国立研究開発法人情報通信研究機構 未来ICT研究所 成瀬 康
脳情報通信融合研究センター 脳機能解析研究室 室長  
大阪大学大学院情報科学研究科 招へい准教授  
北海道大学大学院情報科学研究院 教授 秋永 広幸
東京理科大学 創域理工学部先端化学科 教授 井手本 康
東北大学大学院 工学研究科・工学部応用化学専攻 教授 冨重 圭一
出光興産株式会社 イノベーションセンター次世代技術研究所 副所長 龍門 尚徳


【2026新化学技術研究奨励賞ステップアップ賞 受賞研究の紹介】

欠陥構造の能動制御による新規蓄電材料の創製
名古屋大学 未来材料・システム研究所
中村 崇司
 この度は、2026新化学技術研究奨励賞ステップアップ賞にご選出いただき、大変光栄に存じます。協会の皆さま、ならびに審査委員の先生方に心より御礼申し上げます。奨励賞では電気化学ドーピング技術の基盤構築と電池材料への応用に取り組みました。本ステップアップ研究では奨励賞で確立した技術および知見をさらに発展させて、欠陥が持つ機能を最大限に活用した新規高エネルギー密度電池材料の創出に挑戦いたします。基礎研究にとどまらず成果の社会実装まで見据えて、研究に尽力する所存です。

【第15回新化学技術研究奨励賞 受賞研究の紹介】 

特別課題:革新的化学工学に関する基盤的研究
高温・間欠条件下におけるUFB含有水を用いた冷却操作の支配機構解明
群馬工業高等専門学校 機械工学科
高山 雄介
 この度は第15回新化学技術研究奨励賞に本課題をご採択いただき厚く御礼申し上げます。高温プロセスにおける冷却は、製造業の品質やエネルギー効率を左右する重要な工程です。本研究では、ウルトラファインバブル(UFB)含有水による冷却促進効果に着目し、冷却開始直後の界面現象から準定常状態に至る挙動を体系的に解明します。新たな分野への取り組みになりますが、革新的な冷却設計の構築に向け挑戦を進めて参ります。
課題1:持続可能な社会の実現を目指した環境技術の研究
マイクロ波による担持ナノ粒子触媒を用いた難分解性ポリマーのモノマーへの解重合
東京都立大学 都市環境学部
松山 剛大
  この度は、第15回新化学技術研究奨励賞にご選出いただき、大変光栄に存じます。スーパーエンプラは産業に不可欠である一方、その安定性ゆえに廃棄後の資源循環が難しく、持続可能な社会の実現に向けて解決すべき重要課題です。本研究では、担持ナノ粒子触媒の結合交換反応を鍵に、マイクロ波を活用して難分解性ポリマーをモノマーへ変換するケミカルリサイクル技術の確立を目指します。反応の効率化・触媒寿命の向上を通じて、クローズドループ型資源循環への道筋を示し、産業界での実装に資する基盤技術として発展させたいと考えております。
課題2:新しい資源代替材料・技術の創製、および資源の節約・回収・再利用に関する
基盤的研究           
電気駆動メチルラジカルを基盤とするポリオレフィン資源循環・高機能化技術の創出
大阪大学 大学院工学研究科
嵯峨 裕
 この度は、第15回新化学技術研究奨励賞に選出いただき、誠にありがとうございます。ご選考いただきました先生方、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。ポリエチレンに代表されるポリオレフィンは、ケミカルリサイクルがほとんどなされておらず、焼却・埋立による廃棄が世界的な環境負荷の要因となっています。本研究では、申請者が開拓したメチルラジカル活性種の利活用手法を基盤として、「ありふれた酢酸を試薬とし、再生可能エネルギー由来の電力を用いて、廃棄物として無害なガスのみを排出」する、低環境負荷型のプラスチック材料リサイクル・アップサイクルを目指します。
課題3:バイオマス由来製品の事業化課題を解決する革新的なバイオマス変換技術もしくは
バイオマス由来素材の開発     
バイオマスからポリカプロラクトン系プラスチックを微生物合成するための基礎研究
前橋工科大学 工学部
蜂須賀 真一
 この度は、第15回新化学技術研究奨励賞に選出いただき、誠にありがとうございます。審査委員の先生方ならびに関係者の皆様に心より御礼申し上げます。近年、海洋プラスチック汚染等の環境問題を背景として、環境調和型材料への関心が高まっています。本研究では、再生可能なバイオマス資源からポリカプロラクトン系プラスチックを微生物により合成する基盤技術の構築を通じて、持続可能な材料生産への貢献を目指します。
課題4:エネルギー変換・貯蔵・省エネ分野における革新素材・技術に関する研究
三重項ダイナミクス制御に基づく光子エネルギー融合・分裂材料の創出
 東京大学 大学院理学系研究科
宇治 雅記
 この度は、第15回新化学技術研究奨励賞にご選出いただき、大変光栄に存じます。本研究では、太陽光の高度利用に向け、光子エネルギーの融合と分裂を司る励起三重項ダイナミクスに着目します。有機分子の構造制御により、光エネルギー変換を分子レベルで制御する学理を開拓し、光の有効利用に資する分子システムへと発展させることで次世代エネルギー利用に資する光機能材料の創成を目指します。
課題5:AI/DX 時代を支えるエレクトロニクス材料に関する研究
半導体3D集積のための高放熱ポリシラザン接合
東北大学 大学院工学研究科
竹内 魁
 この度は第15回新化学技術研究奨励賞にご選出いただき、誠にありがとうございます。高密度化が進む半導体実装において、異種材料をいかに低温プロセスかつ低熱抵抗で集積するかは重要な課題です。本研究では、ポリシラザンの化学的転化反応を利用した新たな常温接合技術という新しいアプローチに挑みます。化学と電子工学の垣根を越えた材料・プロセス開発を通じ、次世代エレクトロニクスの発展に貢献して参ります。
課題6:マイクロナノシステムの用途拡大につながる新規な材料・加工技術、及びデバイスに
関する研究    
ダイヤモンド導波路を搭載した超ロバスト量子センシングデバイスの開発
物質・材料研究機構 ナノアーキテクトニクス材料研究センター
松本 凌
 第15回新化学技術研究奨励賞にご選出頂き、大変光栄に存じます。ダイヤモンド中の窒素不純物と空孔が結合した色中心であるNVセンターを利用した量子センサーは、高温・高圧・腐食環境で利用できる次世代センシング技術として期待されています。本研究では、NVセンターを駆動するための必須要素である、マイクロ波の導波路を金属ダイヤモンドで構成することで、真の極限環境で動作できるオールダイヤモンド製の量子センサーの実現を目指します。
課題7:生体機能を利用した新規合成・生産・製造に貢献する基盤技術と評価技術に関する
研究     
有機化学から学ぶ微生物酵素の探索: 非生物学的不斉アシル化反応の開発
神戸大学 先端バイオ工学研究センター
加藤 俊介
 この度は第15回新化学技術研究奨励賞に選出いただき、大変光栄に存じます。持続可能社会の実現にむけ、酵素や微生物を利用した物質変換Biocatalysisは、従来の化学合成プロセスを代替する次世代の反応技術として注目を集めています。本研究では、このBiocatalysisにより実行可能な化学反応を有機化学の視点から拡張することをめざし、自然界には見られない化学反応、特に不斉アシル化反応を触媒する新規酵素の開発に取り組みます。
課題8:生体機能・生体分子に着目した革新的ライフサイエンス材料に関する研究
人工ポリマーで天然酵素を模倣する:プラスチック酵素によるタンパク質の自在化学変換
京都大学 大学院薬学研究科
黒田 悠介
 この度は、本提案をご評価いただき、第15回新化学技術研究奨励賞を賜りましたことを大変光栄に思います。本研究では、ラジカル重合により得られる人工ポリマーに酵素のような分子認識能と触媒能を付与し、タンパク質を自在に化学修飾する人工触媒の創製に挑戦します。本提案の実現を通じて、人工ポリマーによる新たな分子認識触媒の設計指針を確立し、化学と生命科学の新たな融合領域の開拓を目指してまいります。
課題9:新たな社会への対応を目指した脳科学および感性科学の研究
情動・感性を規定するシナプス基盤の因果的解明
東京大学 大学院医学系研究科
澤田 健
 この度は第15回新化学技術研究奨励賞にご選出いただき、大変光栄に存じます。 本研究では、独自に開発してきたシナプス操作技術を基盤として、情動反応に伴うシナプス変化の機能を因果的に検証する新たな研究手法の確立を目指します。本研究を通じて、感性・情動を支える脳の仕組みの理解を深めることで、将来的には、ものや環境が与える情動変化の「見える化」や、精神疾患の新たな診断法や介入法への展開が期待されます。
課題10:社会の未来像に向けた材料設計・プロセス設計のための計算科学・
計算工学・データ科学の研究              
抽出条件の超高速スクリーニングが可能なマイクロ流路内流動解析手法の開発
静岡大学 工学部
村上 裕哉
 この度は、第15回新化学技術研究奨励賞にご選出いただき、大変光栄に存じます。審査委員の先生方ならびに関係者の皆様に心より御礼申し上げます。本研究では、液液抽出におけるスラグ流を対象に、自動実験・動画解析・ベイズ最適化を統合し、抽出条件を高速に探索する基盤技術の確立を目指します。本賞を励みに、連続抽出プロセスの高度化と社会実装に貢献できるよう研究を進めてまいります。
課題11:世界に先駆けた新産業創出に資する「新素材」実現のための基盤的研究
超低地球軌道衛星の長寿命化を具現化するイオン液体型高レジリエンスコーティングの開発
宇宙航空研究開発機構 研究開発部門
後藤 亜希
 この度は、第15回新化学技術研究奨励賞に選出いただき、誠にありがとうございます。地上高度300 km以下の超低地球軌道(VLEO)域は、高解像度の地球観測を、低打上げコスト、低放射線・デブリ衝突リスクで実現し得るため、その衛星利用に高い注目が集まっています。本研究では、VLEO衛星の長寿命化に向け、イオン液体の設計を基軸として、有機材料を保護するための塗膜に「高レジリエンス性」という新たな価値を創出する方法論を開拓します。
課題12:サステイナブルな社会の実現に向けた革新的反応技術に関する研究
多段階酵素電極反応による大気中CO2の高度資源化
京都大学 大学院農学研究科
足立 大宜
 この度は、第15回新化学技術研究奨励賞にご選出いただき、大変光栄に存じます。審査委員ならびに関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。本研究では、酸化還元酵素を電極に搭載した高機能物質変換系である「直接電子移動型酵素電極反応」を駆使し、大気中CO2をメタノールへ変換することを目指します。本受賞を励みとするとともに、JACIのネットワークも活用させていただきながら研究開発を一層加速し、循環型社会の実現に貢献してまいります。

▲ページの先頭へ