
ニュースレター
ニュースレター 94
- 循環型社会実現に向けて
著者:公益社団法人石油学会 会長 山口 康春
- 温室効果ガス(GHG)を有用資源に変換するCarbon Looping技術
著者:静岡大学 名誉教授 福原 長寿
産業プロセス排出のCO₂を合成メタンや合成ガス、そして固体炭素に変換してCO₂の資源回収を図るCarbon Looping技術について紹介する。本技術の特長は、大多量に排出されるCO₂ガスを迅速で高効率に物質変換する新規な反応場としてスパイラル形構造体触媒反応システムを開発したことにある。スパイラル形状がもたらすSwirl流れによる物質移動と熱移動の加速効果が、これまでの温室効果ガス処理で課題となっていた高速処理と効率的な熱エネルギー制御を可能にすることを述べる。
- 有機合成の自動化・自律化を目指したデジタル駆動化学
著者:産業技術総合研究所 触媒化学研究部門 デジタル駆動化学研究グループ 研究グループ長 矢田 陽
医薬品や電子材料等の機能性化学品製造分野の研究開発現場では、開発期間の短縮、省人化、資源効率の向上がますます重要な課題となっている。従来、有機合成における合成経路設計、触媒設計・条件検討は多くの試行錯誤を伴い、時間やコスト、廃棄物の増加を避けられなかった。こうした課題に対し、AI、データ科学、計算科学、自動化技術を統合した「デジタル駆動化学」は、実験の試行回数を抑えつつ合理的な意思決定を可能にする新たな研究開発アプローチである。本稿では、触媒設計、反応条件探索、合成経路設計を対象に、開発現場における研究効率とGSCを同時に実現する有機合成の自動化・自律化に関する我々の取り組みを紹介する。
- JACI技術情報資産の有効活用
AIベクトル解析が拓く技術の系譜と未来
著者:JACIトピックス
JACIが蓄積した膨大な技術情報をAIベクトル解析で「見える化」。言語の壁を越え、データ駆動型研究の新たな地平を切り拓き、R&Dサイクルの劇的な短縮を実現します。高度な解析手法を直感的なGUIツールに集約。15年分の技術の系譜を俯瞰し、次なる戦略の「熱源」を特定する実務ツールとして会員の皆様へ無償配布します。
- 第15回JACI/GSCシンポジウム開催
著者:JACI広告
第15回JACI/GSCシンポジウム開催
日時:2026年6月16日(火)・17日(水) 於:一橋大学 一橋講堂
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