JACI戦略提言部会では、我が国化学産業の国際競争力強化とプレゼンスの向上を図り、社会の持続的発展と経済の健全な成長に寄与することを目指して、化学産業を取り巻く課題を整理し、化学産業の果たすべき貢献とそのために取るべき戦略について議論を行い、それらを戦略提言書として纏めています。
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化学の革新力が切り拓く2050年の社会
-サステイナブル社会実現に向けた戦略-
(基本戦略編2.0)
(2024年6月発行)
2018年6月取り纏められた基本戦略編を元にし、新型コロナ(COVID-19)パンデミック、カーボンニュートラル達成を目指すサステイナブル社会、米中対立、ウクライナ‐ロシア戦争を起因とする資源確保問題、半導体の需給バランスの崩壊等、昨今の著しい外部環境変化を鑑みて改めて調査し、化学産業の全体戦略についての提言として、「化学の革新力が切り拓く2050年の社会-サステイナブル社会実現に向けた戦略-(基本戦略編2.0)」に纏めました。
フォアキャストとバックキャストの両面から2050年の未来社会を想定し化学産業のあるべき姿として、「化学産業の革新力で、地球環境との共生を目的としたサステイナブル社会実現に向けて、安心・安全の社会的要請に応えつつ、経済合理的ビジネスを具現化する」と定め3つの重点戦略を策定しました。
この戦略を実行することは、GSCの「東京宣言2015」と共通の理念を有する「SDGs」の達成への貢献につながることを念頭において、本提言を積極的にご活用いただければと思います。
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化学産業が紡ぐ30年後の未来社会とイノベーション戦略
-"Green Sustainable Economy"の実現に向けて-
(第6期科学技術基本計画向け提言)
(2019年10月発行)
公益社団法人 新化学技術推進協会(JACI:Japan Association for Chemical Innovation)は、GSC(グリーン・サステイナブル ケミストリー)を基盤とした化学技術イノベーションの推進を担う団体であり、その傘下の戦略提言部会では、日本の化学産業がなすべきことを提言書の形で継続的に発信しています。2018 年6 月には、「化学産業が紡ぐ30 年後の未来社会とイノベーション戦略-“Green Sustainable Economy”の実現に向けて-(基本戦略編)」を発行しました。30 年後を見据えた未来の変化に備えるためにシナリオプランニングを活用し、GSC の「東京宣言2015」に謳われたGSC3 軸(①地球環境との共生、②社会的要請の充足、③経済合理性)の同時達成された社会像に向けて、バックキャスト手法により化学産業がとるべき基本戦略を纏めています。
一方、5 年毎に策定される科学技術基本計画は、現在第6 期の検討が進められています。第6 期においては、これまでの短期的戦略に加え、2050 年の目指すべき社会像からのバックキャストによる長期的戦略を相互補完させる方針が示されています。また、Society 5.0 の実現、STI for SDGs の展開などのため、これまで以上に産官学連携における民間企業の経営資源の活用が求められています。
これらの情況を踏まえ、この度基本戦略編をベースに、作成当時から現在までの社会変化や技術進歩を踏まえ、2050 年からのバックキャストとして「第6 期科学技術基本計画向け提言」として纏め直しました。
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化学産業が紡ぐ30年後の未来社会とイノベーション戦略
-"Green Sustainable Economy"の実現に向けて-
(基本戦略編)
(2018年6月発行)
協会発足の2011年度から「化学産業が目指す5ヶ年の化学技術戦略」を提言してまいりましたが、この5ヶ年が終了した2016年度から、より長期の視点で新たな基本戦略の策定に取り組み、この度、下記の通り、戦略提言書が完成しました。
本戦略提言書では、GSC(グリーン・サステイナブルケミストリー)を基盤とした化学技術イノベーションの推進を担うJACIの提言として、30年後を見据えた未来の変化に備えるためにシナリオプランニングを活用して、GSCを基軸に議論を展開しています。(1)資源・環境・エネルギー、(2)水・食糧・農業、(3)移動体、(4)ヘルスケア、(5)電子・情報の5つの分野及び分野に共通する将来像と化学産業がなすべき貢献を議論し、GSCの「東京宣言2015」に謳われたGSC3軸(①地球環境との共生、②社会的要請の充足、③経済合理性)の同時達成に向けて、化学産業がとるべき戦略を纏めた内容となっております。
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正会員限定版 戦略提言書 (2018年6月発行)
正会員限定版の戦略提言書(2018年発行)をご覧になりたい方は、
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分野別戦略編
化学産業が紡ぐ30年後の未来社会とイノベーション戦略
-"Green Sustainable Economy"の実現に向けて-
(ヘルスケア編)
(2022年6月発行)
2018年6月に「化学産業が紡ぐ30年後の未来社会とイノベーション戦略(基本戦略編) を取り纏めましたが、2021年度は、COVID-19 のパンデミック継続、環境意識の加速、デジタルおよびバイオ技術の進展、well-being の重要性の高まりなど昨今の状況を踏まえ、ヘルスケア分野にて人に関わる諸課題と化学産業の関わりを俯瞰することとしました。
その際、2050 年の望ましいシナリオを「人に関わるサステイナビリティ(人口動態などの量およびQOL などの質)が得られ、経済合理性と全ての人のwell-being が向上する。」とし、年齢層を高齢期、成人期、小児期の3 つに分けて深掘り調査を進め、戦略をまとめました。
この戦略を実行することは、GSCの「東京宣言2015」と共通の理念を有する「SDGs」の達成への貢献につながることを念頭において、本提言を積極的にご活用いただければと思います。
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化学産業が紡ぐ30年後の未来社会とイノベーション戦略
-"Green Sustainable Economy"の実現に向けて-
(電子・情報編)
(2021年6月発行)
2018年6月に「化学産業が紡ぐ30年後の未来社会とイノベーション戦略(基本戦略編) を取り纏めましたが、2020年度は、COVID-19の世界的大流行、環境問題の重要度増大、デジタル技術・社会の進展など昨今の状況を踏まえ、電子・情報分野にてデジタルと化学産業の関りを俯瞰することとしました。その際、デジタル技術を利用し2050年の望ましい社会を実現させる「利用」分野、Society 5.0などの未来像に化学のイノベーションで貢献する「貢献」分野に分けました。さらに、「貢献」分野を人と直接関わる「貢献・人」分野と、人を取り巻く社会全般に関わる「貢献・社会」分野に分け、3つの分野で深掘り調査を進め、戦略をまとめました。
この戦略を実行することは、GSCの「東京宣言2015」と共通の理念を有する「SDGs」の達成への貢献にもつながることを念頭において、本提言を積極的にご活用いただければと思います。
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化学産業が紡ぐ30年後の未来社会とイノベーション戦略
-"Green Sustainable Economy"の実現に向けて-
(水・食糧・農業編)
(2020年6月発行)
2018年6月に「化学産業が紡ぐ30年後の未来社会とイノベーション戦略(基本戦略編) を取り纏めましたが、本提言書の、戦略2「精神的に豊かな健康長寿社会の実現」への化学産業の寄与として、「水・食糧の安定供給とシステム化に貢献」のため、「水」「食糧」「農業」に焦点を置き、技術分野の深堀を実施した、(水・食糧・農業編)を取り纏めました。
分散化・多様化社会への対応、デジタル技術とバイオ技術の進展への対応と積極的な利活用等、世界の潮流を取り込みつつ、2050年を見据えた望ましい社会への化学産業の貢献に関する戦略を纏めた内容となっております。
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化学産業が紡ぐ30年後の未来社会とイノベーション戦略
-"Green Sustainable Economy"の実現に向けて-
(エネルギー・資源編)
(2019年6月発行)
2018年6月に「化学産業が紡ぐ30年後の未来社会とイノベーション戦略(基本戦略編) を取り纏めましたが、本提言書に記載のある、「地球環境との共生を進展するシステムの確立」として、「エネルギー」、「資源」に焦点を置き、技術分野の深堀を実施した、(エネルギー・資源編)を取り纏めました。
地球温暖化対策の要請、海洋投棄プラスチック対策等、世界の潮流を取り込みつつ、2050年を見据えた望ましい社会への化学産業の貢献に関する戦略を纏めた内容となっております。
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個別戦略編
化学産業が紡ぐ30年後の未来社会とイノベーション戦略
-"Green Sustainable Economy"の実現に向けて-
(個別戦略編)
基礎化学品製造分野の技術戦略(1)
-ゴム、タイヤ原料(C4,C5)の多様化編―
(2020年3月発行)
JACI戦略提言部会では、2019年6月に「化学産業が紡ぐ30年後の未来社会とイノベーション戦略-"Green Sustainable Economy"の実現に向けて-(エネルギー・資源編)」を発行しました。資源分野おいて、循環型社会実現に向けて、喫緊の課題となっているプラスチックを取り上げ、その完全循環を目指す戦略をまとめました。
本提言書は上記資源分野の継続であり、わが国にとって重要産業の一つであるタイヤ・ゴム産業に着目し、その原料の中心であるC4、C5基礎化学品(ブタジエン・イソプレン・天然ゴム)のマテリアルフローに関し深堀議論を行いました。2050年時の課題を想定し、低炭素化と資源循環・持続可能性を可能な限り高めた新しいマテリアルフローの姿を描き、これを実現するために2030年前後までに開発すべきC4、C5基礎化学品の原料多様化技術を提言する内容となっております。
化学産業が紡ぐ30年後の未来社会とイノベーション戦略
-"Green Sustainable Economy"の実現に向けて-
(個別戦略編)
基礎化学品製造分野の技術戦略(2)
―芳香族(BTX)原料の多様化編―
(2020年3月発行)
JACI戦略提言部会では、2019年6月に「化学産業が紡ぐ30年後の未来社会とイノベーション戦略-"Green Sustainable Economy"の実現に向けて-(エネルギー・資源編)」を発行しました。資源分野おいて、循環型社会実現に向けて、喫緊の課題となっているプラスチックを取り上げ、その完全循環を目指す戦略をまとめました。
本提言書は上記資源分野の継続であり、資源分野ではあまり触れることができなかったプラスチック/ポリエステル繊維のリサイクル技術、バイオ原料によるプラスチック/ポリエステル繊維の製造技術、及び温室効果ガスであるCO2を原料としたプラスチック/ポリエステル繊維の製造技術について深堀調査を行い、2050年の望ましいマテリアルフローを実現するために2030年前後までに開発すべき原料多様化技術を提言する内容となっております。
化学産業が紡ぐ30年後の未来社会とイノベーション戦略
-"Green Sustainable Economy"の実現に向けて-
(個別戦略編)
ソフトアクチュエータ分野の技術戦略
(2019年6月発行)
2018年6月に「化学産業が紡ぐ30年後の未来社会とイノベーション戦略(基本戦略編) を取り纏めましたが、その中で「ヘルスケア分野の注力テーマ」として取り上げた「ソフトアクチュエータ」の深堀を実施し、この度(個別戦略編)「ソフトアクチュエータ分野の技術戦略」を取り纏めました。
将来の少子高齢化による労働力不足と高齢者の増大という社会課題の解決には、作業者等の負担を低減する静かで軽量なパワーアシストスーツが有効であり、軽量で柔軟なソフトアクチュエータはその実現に不可欠な材料として期待されています。本提言書では、ソフトアクチュエータの市場ニーズと市場規模、技術動向、国内外の研究開発政策の状況などを分析し、社会実装のために克服すべき技術課題を整理し、化学産業の貢献に関する戦略を纏めた内容となっております。
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化学産業が目指す5ヶ年の化学技術戦略 -エネルギー・原料資源戦略- |
(2012年6月発行) |
化学産業が目指す5ヶ年の化学技術戦略 -水と食料の安定確保に対する化学産業の貢献- |
(2013年6月発行) |
化学産業が目指す5ヶ年の化学技術戦略 -将来のライフスタイルを先取りした製品・サービスの提供- -産業プロセスの高効率化- |
(2014年6月発行) |
化学産業が目指す5ヶ年の化学技術戦略 -2011年以降の化学産業を取巻く環境変化を踏まえて- -環境・資源・エネルギー編- |
(2016年6月発行) |