「グリーン社会実現にむけた取組支援」の活動に関する報告書
日本の化学産業は、2050年のカーボンニュートラル(CN)実現に向けて重要な役割を果たすことが期待されています。具体的には、以下の2つのアプローチが示されています。
①排出削減のアプローチ:
化学産業は、自社の温室効果ガス(GHG)排出を削減するために革新的な技術をナフサクラッカーやその他のプロセスに導入し、電化などのエネルギー転換を進めることが求められている。
②バリューチェーン全体での貢献:
プラスチックや他の化学製品の原料を化石資源からリサイクルまたはバイオマス資源に転換することで、廃棄時のGHG排出を削減し、ネットゼロを目指すことが重要である。
CNに関する議論は、世界中でさまざまな階層や分野の人々によって行われてきました。しかし、環境は刻々と変化しており、今後もさまざまな変化が予想されています。これらに迅速に対応するためには、新たな視点を持ち続けることが重要です。JACIは、川上から川下にわたる多くの化学企業が参加する場であり、正会員企業が率直に課題を共有し、意見交換を行うことは有効なアプローチと考えます。
そこで2022-2023年度の企画運営会議の活動として「グリーン社会実現にむけた取組支援」を取り上げ、企画運営会議の直下にタスクチームを結成しました。その後、タスクチームメンバーを中心に、参画会員企業から選ばれたメンバーと、各テーマに相応しい識者とともに討論会を通して、化学業界を取り巻く課題を整理・抽出し、今後の方向性や連携の在り方を示すことを目的として活動してまいりました。このたび、その活動の総括として標記の報告書をまとめました。本報告書が、2050年のCN社会を実現するために、化学産業全体が共有すべきビジョンを明確にし、協力と連携を促進して地球環境問題に取り組む活動のお役に立てば幸いです。
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