第5回 (2005年度) GSC賞
受賞者決定!
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グリーン・サステイナブルケミストリーの推進に貢献あった団体・個人を表彰するグリーン・サステイナブルケミストリー賞の第5回(2005年度)の受賞者を決定しました。 |
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第5回GSC賞の候補者の募集を2005年7月から10月末まで行ったところ、企業、大学、独立行政法人研究所から42件の応募がありました。 GSCネットワークでは、有識者からなる一次および二次の選考委員会(二次選考委員長:安井至 国際連合大学 副学長)を設置し、一次選考委員会ではグリーン度、科学的・学術的妥当性、新規性・独創性等の観点を中心に、二次次選考委員会ではこれらに加え経済性・実現性、発展性、社会へのインパクト&波及効果等を総合的に評価して受賞3件を決定しました。 GSC賞の贈呈式は、3月7日午後6:00から第6回GSCシンポジウムのレセプションの席上で開催されます。 |
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◇ グリーン・サステイナブル ケミストリー賞 経済産業大臣賞: | |
「人工ゴルジ装置による複合糖質の自動合成法」 北海道大学大学院・独立行政法人産業技術総合研究所 西村 紳一郎 氏 塩野義製薬株式会社 東洋紡績株式会社 株式会社日立ハイテクノロジーズ |
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◇ グリーン・サステイナブル ケミストリー賞 文部科学大臣賞: | |
「キラル有機分子触媒のデザインと有用アミノ酸の実用的不斉合成」 京都大学大学院理学研究科 丸岡 啓二 氏 |
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◇ グリーン・サステイナブル ケミストリー賞 環境大臣賞: | |
「環境低負荷型超低イオウ燃料製造技術の開発」 コスモ石油株式会社 新日本石油株式会社 |
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(受賞者の順序:五十音順) 本業績は、燃料油の超低イオウ化に関する。両社は独自に技術開発と実用化を進め、個別に応募された。 両社の技術水準は高く環境負荷低減に大きく貢献することから、上記表題にて共同受賞とする。 |