電子情報技術部会 エレクトロニクス交流会 講演会「マイクロ波化学応用の最新動向」の詳細


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イベント名 電子情報技術部会 エレクトロニクス交流会 講演会「マイクロ波化学応用の最新動向」
日時 2019-07-04 13時40分~18時00分
場所 当協会会議室
概要 (受付は13:10からです。)
講演(1)13:40~14:40 ○
講師:堀越 智 氏
上智大学 理工学部 物質生命理工学科 准教授
演題:「キッチンから抜け出した電子レンジ!?」
要旨:
身近な家電の一つである電子レンジは、化学分野でも少し形を変えて、伝熱に代わる一般的な熱源としてマイクロ波加熱が利用されています。多くの大学や企業の研究室ではマイクロ波を用いた実験が当たり前のように行われていますが、一方で精密な加熱を必要とする分野では、未だマイクロ波加熱に不安が残ります。この問題を解決するため、揺らぎのないマイクロ波を発信できる半導体式発信器の普及が求められています。本講演では、半導体式発信器を用いた、マイクロ波サイエンスの紹介を行う。特に、化学、生物、食品応用について、事例をもとに開設を進める。

講演(2)14:50~15:50 ○
講師:篠原 真毅 氏
京都大学 生存圏研究所 教授
演題:「マイクロ波のエネルギー利用 ? 熱と電気 -」
要旨:
マイクロ波を含むすべての電磁波/電磁界はエネルギーとしても利用することができる。マイクロ波の発生やビームの制御等は通信技術とも共通であるが、最後に電気エネルギーや熱エネルギーに変換する部分のみが異なっている。本講演ではマイクロ波のエネルギー利用技術としてワイヤレス給電を取り上げ、マイクロ波化学応用でも用いることができる最新技術を紹介する。

講演(3)16:00~17:00 ○
講師:塚原 保徳 氏
マイクロ波化学株式会社 取締役CSO
演題:「マイクロ波化学プロセスのグローバルスタンダード化」
要旨:
第3のエネルギー伝達方法MTT(マイクロ波伝送技術)により化学プラントのデザインを革新させる。1980年代からマイクロ波の化学プロセスへの優位性が謳われ続けてきたが、2016年現在、未だ産業化されていない。著者グループは、ベンチャーを興し、研究開発から、実証、事業化までを一気通貫で行うことにより、マイクロ波プロセスの産業化を目指しているので、紹介する。

※当協会と受信契約を結ばれている会員企業ではサテライト配信でも聴講いただけます。

懇親会 17:00~18:00
参加費・懇親会費について 参加費: 会 員:無料
 (会員リスト:http://www.jaci.or.jp/about/page_06.html )
       非会員:10,000円 (当日受付でお支払い下さい。)
  懇親会費:無料
募集人数 80 人