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イベント名 | ライフサイエンス技術部会 反応分科会 講演会「細胞開発の革新 -日本発の細胞創製技術-」 |
日時 | 2019-06-12 13時40分~18時00分 |
場所 | 当協会会議室 |
概要 | (1)13:40~14:40 〇 講師:河原 正浩 先生 東京大学大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻 准教授 演題:「受容体工学の創成と再生医療・創薬・合成生物学への展開」 要旨:受容体は種々のシグナル伝達分子の相互作用と翻訳後修飾を介して、細胞の増殖、分化、遊走、死といった医療応用上極めて重要な運命制御に関わっている。そこで演者らは細胞運命を自在に制御することを目指し、遺伝子工学的に受容体のリガンド受容能やシグナル伝達特性を設計・改変した人工受容体の創製技術を開発してきた。本講演では、人工受容体を用いた再生医療・創薬・合成生物学への応用を目指した研究展開について紹介する。 (2)14:50~15:50 〇 講師:西島 謙一 先生 名古屋大学大学院工学研究科 生命分子工学専攻 准教授 演題:「CHO細胞において外来遺伝子を高発現する遺伝子部位の探索」 要旨:レトロウイルスベクターは細胞のゲノムに効率よく外来遺伝子を導入できる。この際挿入部位のDNA配列によらず1コピーずつ独立して導入される。この性質を利用してCHO細胞で導入遺伝子を高発現できる領域を探索した。GFPレポーターの発現強度を指標として複数の高発現領域を同定した。進歩の著しいゲノム編集技術の適用によりこの領域特異的に目的遺伝子を挿入できれば、高発現細胞の樹立プロセスの効率化が期待できる。 (3)16:00~17:00 〇 講師:上平 正道 先生 九州大学大学院工学研究院 化学工学部門 教授 演題:「バイオ医薬品生産細胞構築技術の開発」 要旨:抗体医薬をはじめとするバイオ医薬品生産のための生産細胞株構築には、多くの遺伝子導入細胞の取得と長期間の選抜が必要である。我々は、Cre-loxPシステムを用いてあらかじめ細胞ゲノムに導入した組込みターゲットサイトに、複数の目的遺伝子を繰り返し挿入可能な遺伝子導入法「逐次遺伝子組込みシステム(Accumulative Gene Integration System; AGIS)」を開発している。この方法での、生産細胞株構築の概要について解説する。 ※ 受け付けは13:10からとなります。 ※ 当日のすべての講演は、協会と受信契約を結ばれている会員企業におけるサテライト配信でもご聴講いただけます。 懇親会:17:00~18:00 参加申込み:当協会のホームページよりお申し込み下さい。 申込締切り 6月11日(火) (定員になり次第、募集を締め切らせていただきます) |
参加費・懇親会費について | 参加費: 会員:無料 非会員:10,000円 (当日受付でお支払い下さい。) 懇親会費:無料 |
募集人数 | 80 人 |