ライフサイエンス技術部会 材料分科会 講演会「食の革新技術」の詳細


申し訳ありませんが、募集人数に達しましたので募集を締め切らせていただきます。


イベント名 ライフサイエンス技術部会 材料分科会 講演会「食の革新技術」
日時 2019-04-08 14時00分~18時30分
場所 当協会会議室
概要 (1)14:00~15:00 〇   
 講師:森 有一 様
    メビオール株式会社 代表取締役会長   
 演題:「高品位果菜類を生産する持続可能な農業(アイメック)」
 要旨:世界をリードする日本の高分子技術を用いて、土と水の役割を果たす高機能フィルムを開発し、汚染土壌、砂漠、コンクリートなどの農業が困難な場所でも安全で、高栄養価果菜類の生産を可能にする農業(アイメック)を実用化した。アイメックによる高品質トマト生産農場は全国、160ヶ所以上、総面積で10万坪超に拡大している。海外では、ドバイの砂漠と中国でトマトが生産されている。更に、本フィルムとLED技術を組合わせ、低コストで高品質のレタスなどを生産する植物工場を開発中である。  

(2)15:10~16:10 〇      
 講師:羽生 雄毅 様
   インテグリカルチャ―株式会社 代表取締役
 演題:「細胞培養による食料生産」
 要旨:新興国を中心とする人口増と肉食化により、農業資源の逼迫が懸念されている。動物細胞を培養して食肉を製造する細胞培養肉も提唱されていたが、2013年時点で200gで3000万円と、コストが非現実的だった。しかし近年、コストを従来の食肉と同水準まで下げる道筋が示され、世界各地でベンチャーが創業している。それに呼応して畜産業者、食品産業、規制当局や宗教界も巻き込んだ議論が始まっている。講演では、食糧生産を目的とする細胞培養で求められる技術的要件、培養肉の製造に関する技術概要と、細胞農業製品に関する文化・宗教的な議論について紹介する。

(3)16:20~17:20 〇     
 講師:渡邊 博之 様
    玉川大学 農学部 先端食農学科 教授
 演題:「光技術を使ったおいしい野菜作り -LED植物工場の技術開発-」
 要旨:天候不順や異常気象が続き、畑や水田で安定して作物を作ることが難しくなってきている。そうした中、ビルなどの室内で、栽培装置を縦方向に積み重ねて作物生産する「バーティカル・ファーミング(縦型農業)」が注目されている。講演では、野菜生産においてLEDの光技術による光質制御が、野菜の品質、栄養価、食味にいかに大きく影響するかについて説明し、そのLED光技術を利用した最新の野菜生産システムについて解説する。 

※ 受け付けは13:30からとなります。
※ 当日のすべての講演は、協会と受信契約を結ばれている会員企業におけるサテライト配信でもご聴講いただけます。

懇親会:17:30~18:30
       
参加申込み:当協会のホームページよりお申し込み下さい。
       申込締切り 4月5日(金)
      (定員になり次第、募集を締め切らせていただきます)
参加費・懇親会費について 参加費: 会員:無料
    非会員:10,000円
  (当日受付でお支払い下さい。)

懇親会費:無料
募集人数 80 人