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イベント名 | ライフサイエンス技術部会 材料分科会 講演会「ナノバイオテクノロジー技術の最前線」 |
日時 | 2018-12-17 13時30分~18時00分 |
場所 | 当協会会議室 |
概要 | (1)13:30~14:30 〇 講師:安楽 泰孝 先生 東京大学 大学院 工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻 特任准教授 演題:「難治性疾患の治療/診断を指向したナノマシンの創製〜脳神経系疾患の革新的治療技術の開発〜」 要旨: 昨今隆盛を極めるボトムアップテクノロジーとの関連から、高分子の自己組織化を利用して溶液中において高分子集合体を形成し、医療分野での応用が検討されている。これらの研究の目標の一つに、薬剤を『生体内の標的箇所』へ送達し、『機能を発揮する』ことで活躍する『ナノマシン』の創製がある。本発表では、我々が構築してきたナノマシンを紹介すると共に、特に血液脳関門を効率的に通過し、脳神経系疾患の治療/診断へと展開する最近の研究を紹介する。 ※本講演につきましては配布資料はございません (2)14:40~15:40 〇 講師:高橋 宏信 先生 東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 講師 演題:「細胞シート工学による組織再生を実現するための材料研究について」 要旨: 当研究所ではシート状の細胞組織(細胞シート)を構築するための温度応答性培養基材を開発しており、これを用いた独自のアプローチから再生医療等に応用できる組織工学技術を確立している。細胞シート移植による再生医療はすでにいくつか臨床応用されており、さらに多種多様な組織・臓器の再生を目指した基礎研究も行っている。本講演では、この組織工学技術を支える材料の開発から臨床応用への展開について紹介する。 (3)15:50~16:50 〇 講師:松崎 典弥 先生 大阪大学 大学院 工学系研究科 応用化学専攻 准教授 演題:「細胞と対話をするナノ材料による細胞機能制御」 要旨: 生体内では、細胞の微小環境には細胞外マトリックス(ECM)が存在し、細胞の機能を制御している。このECMは、細胞と“対話”をしながら動的に構造や機能を変化するという特徴を有している。我々は、最近、このようなECMの働きに着目し、単純に細胞と相互作用をするだけの“一方向”ではなく、材料から細胞へ、細胞から材料へ、と双方向に相互作用(対話)し、動的に構造や機能を変える材料の創製に取り組んでいるので、紹介する。 ※ 受け付けは13:00からとなります。 ※ 当日のすべての講演は、協会と受信契約を結ばれている会員企業におけるサテライト配信でもご聴講いただけます。 懇親会:17:00~18:00 参加申込み:当協会のホームページよりお申し込み下さい。 申込締切り 12月14日(金) (定員になり次第、募集を締め切らせていただきます) |
参加費・懇親会費について | 参加費: 会員:無料 非会員:10,000円 (当日受付でお支払い下さい。) 懇親会費:無料 |
募集人数 | 80 人 |