タスクフォース活動 講演会 「 異分野融合研究の潮流 ~東北大学 “ 社会にインパクトある研究 ”~ 」の詳細


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イベント名 タスクフォース活動 講演会 「 異分野融合研究の潮流 ~東北大学 “ 社会にインパクトある研究 ”~ 」
日時 2018-10-12 14時00分~18時00分
場所 当協会会議室
概要 *受付は13:30~です*

開催挨拶 14:00~14:05   〇   JACI フロンティア連携委員会 タスクフォース活動 リーダー 前川 隆茂 
 「異分野融合研究」の重要性・必要性が指摘されてきました。第7回JACI/GSCシンポジウム(テーマ「GSC 化学がつなぐイノベーション」、2018年6月、神戸)でも、社会実装につながるイノベーションの創出には技術分野をはじめとして、様々な態様でつながることによる新たな付加価値の共創が必要であると指摘し、GSCを起点とした多様な「つながり」によって、イノベーションを引き起こす機会を提供してきました。
 会員企業の皆様からは“「異分野融合研究」の進め方や具体例を知りたい”との声が上がっています。そこで、今回は「異分野融合研究」の具体例を紹介する講演会を企画しました。「異分野融合研究」を実践している東北大学の全学プロジェクト「社会にインパクトある研究」をご紹介します。企業における研究開発の進め方のヒントや産学連携に繋がれば幸いです。

講演1 14:05~14:35    〇
講師: 原 信義 氏      
        東北大学 理事・副学長(社会連携・震災復興推進担当)
演題: 『東北大学における「社会にインパクトある研究」―持続可能な社会の実現のために―』  (異分野融合)
要旨:東北大学における「社会にインパクトある研究」(2015年7月開始)は、東日本大震災(2011年3月)からの復興を目指して開始されたプロジェクト群を源流として生まれた、「持続可能な社会の実現」に向けた本学独自の組織的な取組みである。本講演では、「社会にインパクトある研究」の背景、7つのテーマと30プロジェクトの趣旨と活動方針等を概説すると共に、国連の「持続可能な開発のための目標(SDGs)」との関係について述べる。

講演2 14:45~15:45    〇
講師: 吉岡 敏明 氏
        東北大学環境科学研究科先端環境創成学専攻 教授
演題: 『持続可能な社会の実現に向けた新しい環境価値の創造』                    (異分野融合)
要旨:これまでわが国においても国際的にも「持続可能な社会の実現」へ向けて様々な取り組みが行われてきました。しかし、国や地域、社会それぞれが描く理想像や価値観が一致せず、問題解決への明確な道筋が確立されていないのが現状です。本プロジェクトは、価値観を軸として、未来社会のあるべき姿を問い、そこへたどり着くための道筋を示すことを目的とし、持続可能で心豊かな社会へ結びつける四つのプロジェクト「地球温暖化」「自然共生」「エネルギー」「資源循環」との連携で進めます。地域新生、産業創造を目指し、科学研究と社会の共進化を図ることが狙いです。

講演3 15:55~16:55    〇
講師: 阿部 敬悦 氏
        東北大学農学研究科生物産業創成科学専攻 教授
演題: 『東北大学の推進する、“新生食産業―東北から始まる「いのち」を育む農林水産業・食品産業の構築”の紹介』 
                                                       (異分野融合>農工連携)
要旨:農林水産・食品産業は、人類の生存に必須な食糧供給を担う産業体である。農林水産業は、農地や海洋を巨大な生産インフラとした、生物マテリアル生産産業である。一方、食品産業は、それら生物マテリアルを化学工学的・生物化学的に変換する産業体である。本学では、国際競争力のある、付加価値の高い農業生産・食品及び生物化成品生産の実現を目指して、産学官との多様且つ柔軟な連携を通じて、社会課題対応型の統合的な研究開発プラットフォームの形成を推進している。

※ 当日のすべての講演は、協会と受信契約を結ばれている会員企業ではサテライト配信でもご聴講いただけます。

懇親会 17:00~18:00

申込み締切 10月10日(水)(定員になり次第、募集を締め切らせていただきます)



参加費・懇親会費について 参加費:
 会 員:無料(会員リスト:http://www.jaci.or.jp/about/page_06.html )
 非会員:10,000円(当日受付でお支払い下さい)
懇親会費:無料
募集人数 100 人