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イベント名 | ライフサイエンス技術部会 反応分科会 講演会 「ポストゲノム時代の有用天然物の探索」 |
日時 | 2018-08-24 13時30分~18時00分 |
場所 | 当協会会議室 |
概要 | (1)13:30~14:30 〇 講師:浅井 禎吾 先生 東京大学 大学院 総合文化研究科 広域科学専攻 生命環境科学系 准教授 演題:「糸状菌のポストゲノム型天然物探索研究」 要旨: 遺伝子解析の高速化は、天然物の宝庫になり得る未利用生合成 遺伝子という、21世紀に残された天然物探索資源の存在を提示した。 私たちは、伝統的な「ものとり」に生合成や合成生物学を取り入れた ポストゲノム時代の新しい天然物探索研究を実践することで、 膨大な遺伝子資源を天然物へと変換し、新たな医薬資源の開拓を 目指して研究を行っている。 本講演では、モデル糸状菌Aspergillus oryzaeの異種発現系を 基盤とする糸状菌未利用生合成遺伝子からの新規天然物の創生に ついて紹介する。 (2)14:40~15:40 〇 講師:脇本 敏幸 先生 北海道大学 大学院 薬学研究院 教授 演題:「生合成遺伝子から見出した新規天然物と難培養微生物」 要旨: 近年の遺伝子解析技術の発展に伴い、天然物の設計図である生合成 遺伝子が手に入りやすい状況になった。従来の有用天然物探索手法に さらに生合成遺伝子という新たなツールが加わり、設計図の解読によって、 これまで見過ごされてきた新規天然物を見つけることも可能になる。 本講演では生合成遺伝子にもとづく新規天然物探索の事例を紹介する とともに、未開拓な天然物資源として重要な難培養微生物の同定に ついても紹介する。 (3)15:50~16:50 〇 講師:尾仲 宏康 先生 東京大学 大学院 農学生命科学研究科 特任教授 演題:「複合培養:微生物相互作用が誘発する天然物生産活性化法」 要旨: ゲノム解読技術の進展は、微生物のもつ「多種多様な低分子 化合物の生合成能力」が我々の想像を超えて高いことを明らかにした。 放線菌にはこれまでに明らかになっている二次代謝産物よりはるかに 多い二次代謝生合成遺伝子群がゲノム内に存在している。 このような微生物に隠された能力を発掘して「ものつくり」に応用する ための新しい手法が求められている。 本講演では微生物間相互作用が二次代謝に与える影響に着目した 複合培養法について紹介する。 ※ 受け付けは13:00からとなります。 ※ 当日のすべての講演は、協会と受信契約を結ばれている会員企業における サテライト配信でもご聴講いただけます。 懇親会:17:00~18:00 参加申込み:当協会のホームページよりお申し込み下さい。 申込締切り 8月23日(木) (定員になり次第、募集を締め切らせていただきます) |
参加費・懇親会費について | 参加費: 会員:無料 非会員:10,000円 (当日受付でお支払い下さい。) 懇親会費:無料 |
募集人数 | 80 人 |