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イベント名 | 化学工学技術セミナー |
日時 | 2018-05-10 10時00分~17時10分 |
場所 | 当協会会議室 |
概要 | 企業で化学品の開発に携わる研究員は、大学での研究とは異なり、実験室のフラスコで開発した化学品を、スケールアップを行い最終的には実際の化学プラントで安全かつ大量に製造できるようにすることが求められます。化学プラントで、化学品を効率的かつ安全に製造するためには、化学の知識に加えて、化学工学の様々な知識とスキルが必要です。 そこで、高選択性反応分科会では、化学工学の講義を受講したことのない方や化学工学のごく初歩の知識をお持ちの方などが体系的な知識を修得できるように、「流体・攪拌」「伝熱」「触媒反応工学」「分離・蒸留」という化学工学における基本的な4つのテーマについて、専門家の先生による講義を企画しております。今回はその第1弾として、「伝熱」「触媒反応工学」のセミナーを開催いたします。「流体・撹拌」「分離・蒸留」についても第2弾として開催を計画予定です(日程は未定)。 企業での新人教育の一環としてのご聴講や、中堅研究員の方が自身の知識を見直すためのご聴講も歓迎いたしますので、皆様の多数の参加をお待ちしております。 プログラム (1)伝熱 10:00~14:00 ○ (昼休み休憩1時間含む) 講師:静岡大学工学部化学バイオ工学科 教授 木村元彦先生 内容:化学工学における伝熱は、「熱の移動」に対して定量的なモデルを使用して 現象を表現する技術である。 講義では、伝熱の基本となる伝導伝熱、対流伝熱、ふく射伝熱の伝熱モデルと、 熱交換器のような複数の伝熱形式が混在する伝熱モデルの計算法を解説する。 簡単な実験ビデオなども紹介する。 (簡単な計算をして頂くので電卓をご持参ください) (2)触媒反応工学 14:10~17:10 ○ 講師:静岡大学大学院総合科学技術研究科工学専攻化学バイオ工学コース 教授 福原長寿 先生 内容:工業的な触媒反応装置を設計するためには,触媒反応の速度論的な取り扱いに 関する知識が基本となる。本講義では,化学反応における反応速度則(反応 次数,速度の温度依存性,速度式の解釈と近似)から説明をスタートし,固体 触媒を用いた触媒反応器の設計に関する基礎式の導出や,反応速度式の推算に 関した基本知識を紹介する。また,触媒反応装置内の物質収支の取り方につい ても紹介する。 懇親会 17:10~18:00 ※ 受付は9:30からとなります。 当協会と受信契約を結ばれている会員企業ではサテライト配信でもご聴講いただけます。 |
参加費・懇親会費について | 会員:無料(会員リスト:http://www.jaci.or.jp/about/page_06.html) 上記以外:10,000円(当日受付でお支払いください) 懇親会費:無料 |
募集人数 | 100 人 |