ライフサイエンス技術部会/材料分科会講演会:「スマートポリマーの最前線」のご案内の詳細


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イベント名 ライフサイエンス技術部会/材料分科会講演会:「スマートポリマーの最前線」のご案内
日時 2018-04-06 13時30分~18時00分
場所 当協会会議室
概要 ライフサイエンス技術部会/材料分科会講演会
全体タイトル:「スマートポリマーの最前線」

日時:2018年4月6日(金) 13:30~18:00
 *受付は13:00~です。*

講演(1) 13:30~14:30 〇
講師:荏原 充宏 先生
   国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS)
    国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(MANA)
    MANA准主任研究者

演題:「スマートポリマーの歴史・分類・医療応用」

要旨: 1960年代に最初の温度応答性ポリマーに関する報告がなされて以来、Allan S. Hoffman先生(ワシントン大学)らを中心に積極的に刺激応答性ポリマー(スマートポリマー)の医療応用が世界中で展開されてきた。日本でも細胞シートやDDSなど、幅広く研究がされている。さらに最近では、グローバルヘルスの観点からインフラが整理されていない低開発国などで使える医療材料としても注目を集めている。
    本講演では、スマートポリマーの歴史や分類を紹介するとともに、スマートポリマーで拓く未来医療について紹介する。

講演(2) 14:40~15:40 〇
講師:秋元 文 先生
   東京大学大学院 工学系研究科 マテリアル工学専攻
    講師

演題:「スマートポリマーによる界面設計」

要旨: 温度や光に応答して可逆的に物性を変化させるスマートポリマーは、表面改質剤として固体表面に魅力的な機能を与える。また、その機能はポリマーの誘導体化やナノメートルオーダーの表面修飾構造の違いにより制御することができる。
     本演題では、ポリマー構造を種々変化させた時のスマート界面の機能発現制御について、および界面の応用展開について講演を行う。また、固体表面のみならず近年講演者が取り組んでいるハイドロゲル表面の改質についても紹介する予定である。

講演(3) 15:50~16:50 〇
講師:宇都 甲一郎 先生
   国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS) 若手国際センター
    ICYS研究員

演題:「形状記憶ポリマーによるメカノバイオロジー研究」

要旨: 形状記憶ポリマーは成型加工後に変形しても、外部刺激に応答して元のカタチに回復するポリマーである。合金系形状記憶材料と異なり、このポリマーのカタチを記憶する能力は、ほぼ全てのポリマーが本質的に示しうる特性である。既存の機能性高分子材料に形状記憶という機能を付与することで、新たな幅広い応用展開が期待できるようになる。
    本講演では、形状記憶高分子の歴史やメカニズムに加え最近の新しい形状記憶現象について簡単に紹介する。また、我々が近年取り組んでいる形状記憶ポリマーを用いた細胞操作・メカノバイオロジー研究についても紹介する予定である。

懇親会 17:00~18:00

参加申込み:当協会のホームページよりお申込みください。
     http://www.jaci.or.jp

申込締切り:2018年4月5日(木)
(定員になり次第、募集を締め切らせて頂きます。)

お問い合わせ:当協会 事業部 event@jaci.or.jp
参加費・懇親会費について 参加費:当日受付でお支払いください。
 会員:無料(会員リスト:http://www.
jaci.or.jp/about/page_06.html)
 上記以外:10,000円
募集人数 100 人