エネルギー・資源技術部会 バイオマス分科会講演 「バイオマステクノロジーベンチャーで研究を行う科学者による、今後のバイオビジネスについての考察」&「「木質系バイオマスの全成分を生かす研究開発」の詳細


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イベント名 エネルギー・資源技術部会 バイオマス分科会講演 「バイオマステクノロジーベンチャーで研究を行う科学者による、今後のバイオビジネスについての考察」&「「木質系バイオマスの全成分を生かす研究開発」
日時 2018-02-28 14時00分~18時10分
場所 協会会議室
概要  
◆講演(1) 14:00~15:30 〇 

  講師:山本 啓介 氏
     Green Earth Institute株式会社 専属科学者 
      
  演題: 「バイオマステクノロジーベンチャーで研究を行う科学者による、今後のバイオビジネスについての考察」

  要旨:現在、人類が享受している物質的な豊かさは石油化学工業に依存するところが大きい。
     この豊かさを保ちながら、同時に持続可能な社会を実現するための技術として、
     バイオマスを原料とした化学工業、バイオリファイナリー工業に期待が寄せられている。
     しかし、枯渇すると言われて久しい石油は、その採掘技術が進み、有限性に対する切迫感は薄れ、
     一方で、バイオリファイナリー工業はコストの壁に阻まれている。今、バイオビジネスは必要なのか?
     演者は本講演を機会に、この根本的な問いについて考察してみたい。また、現在、演者が所属している
     Green Earth Institute株式会社が取り組む事業、および、これまでの成果についても言及する。

◆講演(2) 15:40~17:10

  講師: 野中 寛 氏 〇
     三重大学 大学院生物資源学研究科 資源循環学専攻 准教授


  演題:「木質系バイオマスの全成分を生かす研究開発」

  要旨: 木質系バイオマスの成分利用研究は様々実施されているが,ほとんどは実用化に至っていない。
     システム導入の鍵は「全成分が(できれば高付加価値に)使えること」「スケールアップが容易で
     あること」と分析し,①セルロースもリグニンも利用できる成分分離プロセスの開発,
     ②紙パルプ産業の生産物(パルプ,黒液,紙)の他用途活用,③モノマー製造を経由しない
     プラスチック代替(木質繊維の直接成形),などに取り組んでいるので紹介する。

◆懇親会 17:10~18:10

◆参加申込み:当協会のホームページよりお申し込みください。 http://www.jaci.or.jp
       定員になり次第、募集を締め切らせていただきます

参加費・懇親会費について ◆参加費: 会員:無料(会員リスト:http://www.jaci.or.jp/about/page_06.html)
       上記以外:10,000円 当日受付でお支払いください
   
◆懇親会費:無料
募集人数 100 人