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イベント名 | 化学産業のための情報科学講座シリーズ(初回) |
日時 | 2017-12-18 14時30分~18時00分 |
場所 | 当協会会議室 |
概要 | 趣意:国が掲げる「超スマート社会」を実現するための基盤技術の柱として情報科学分野(IoTシステム構築、ビッグデータ解析、AIなど)があらゆる分野で急速に発展を遂げています。その一方で、化学分野においてそれを担う人材がますます不足する状況も指摘されています。 このような状況に鑑み、当協会では今後化学分野において情報科学技術の担い手となる若手研究者、技術者向けに、先端技術や基盤技術を学ぶための「化学産業のための情報科学講座」を開講する運びとなりました。 情報科学の初心者を対象として、第1期として5~6回の講演会を隔月開催する予定です。今回は総論およびマテリアルズ・インフォマティクスに重点をおいた内容になります。 講演(1)14:30~15:15 〇 講師:小宮 一晃 氏 経済産業省 製造産業局 素材産業課 革新素材室 課長補佐(技術担当) 演題:「素材産業における情報科学の動向」 要旨:素材産業は、自動車産業に次ぐ、我が国のリーディングインダストリーであり、特に、機能性材料分野については、高いシェアを確保している。しかしながら、ユーザー側の製品サイクルの短期化、市場規模の拡大に伴う新興国メーカーの参入等、課題も浮き彫りとなってきている。本講義では、素材産業の競争力強化を図る手段として、Connected Industriesやマテリアルズ・インフォマティクス等、情報科学を巡る国内外の取組を紹介する。 講演(2)15:25~16:55 〇 講師:知京 豊裕 氏 物質・材料研究機構 統合型材料開発・情報基盤部門 情報統合型物質・材料研究拠点 副拠点長 (主任研究者) 演題:「マテリアルズインフォマティクスの現状とハイスループット材料合成」 要旨:近年、マテリアルズインフォマティクスが注目されている。これは材料工学と情報科学、特に機械学習や深層学習を使い、データベースなどの材料データから帰納的に材料開発を効率化しようとする試みである。しかし、材料データをどのように集めるかが課題になっている。データ収集に関して、アメリカ、欧州、日本には特徴があり、関連するプロジェクトも日米欧で進められている。当日は、最近の日米欧のマテリアルズインフォマティクスに関する動きを概観し、今後のマテリアルズインフォマティクスとハイスループット材料合成の将来を考える。 懇親会 17:00~18:00 申込み締切り 12月15日(金) ※受付は14:00からとなります。 当協会と受信契約を結ばれている会員企業ではサテライト配信でもご聴講いただけます。 |
参加費・懇親会費について | 参加費:会員:無料(会員リスト:http://www.jaci.or.jp/about/page_06.html ) 非会員:10,000円(当日受付でお支払い下さい) 懇親会費:無料 |
募集人数 | 100 人 |