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イベント名 | 異分野交流タスクフォース・フォーラム:ルクセンブルクとの交流会2.「グリーンボンド/ESG、SDGsと世界を取り巻く環境課題」 |
日時 | 2017-11-28 14時35分~18時10分 |
場所 | 当協会会議室 |
概要 | 異分野交流タスクフォース・フォーラム:ルクセンブルクとの交流会2. 「グリーンボンド/ESG、SDGsと世界を取り巻く環境課題」 (ルクセンブルクからの講演は逐次通訳あり) この度、11月27日~29日にルクセンブルクからアンリ大公殿下ならびにマリア=テレサ同妃殿下が 国賓として来日されます。(協会には来られません。) 同行する政府使節団の好機を捉えまして、当協会でもご講演をお願いしていましたが、 ルクセンブルク経済省 東京貿易投資事務所のご厚意により、下記の通り講演会を開催する 運びとなりましたのでお知らせします。併せて、国内からも当該研究分野の第一線級の講師 をお呼びして講演もして頂きます。 是非、多数のご参加をお待ちしております。 日時:2017年11月28日(火)、14:35~18:00 *受付は14:05~です。* 講演(1) 14:35~14:50(Q&A含む) 〇 講師:齊田 壮一郎 公益社団法人 新化学技術推進協会(JACI) 部長研究員 演題:「JACIにおけるGSC(グリーン・サイステイナブル ケミストリー)とSDGsとの関係」(仮) 要旨:JACIは「人と環境にやさしく、持続可能な社会の発展を支える化学」をGSCと称し、 この旗印の下に産学官の連携を推進しています。GSCは化学に関係した人や組織が 意識するものですが、全世界・全産業のゴールであるSDGsの内容と広範に一致して います。つまりGSCを推進することはSDGsに直接貢献することになります。 一方のESGは投資家が意識するものですが、SDGsに関連した要素を評価項目に挙 げています。化学産業がESGの視点も意識することで、より効果的に持続可能な社会 の発展を支える事ができると思われます。 講演(2) 14:50~15:50(Q&A含む) 〇 講師:本木 啓生 氏 株式会社イースクエア 代表取締役社長 演題:「企業に求められるESG情報開示の最前線」 要旨:機関投資家によるESG(環境・社会・ガバナンス)投資がここ数年急速に進み、 世界のESG運用資産規模は22.9兆ドルと全運用資産の約26.3%を占めています。 特にESG情報開示要請は長期保有の投資家において高まっており、日本においても、 世界最大の年金基金であるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)がPRI(国連 責任投資原則)に署名し、ESG投資を積極的に推進。上場企業はESG情報開示の 必要性が急速に高まっています。 本講演では、ESG投資が主流化する背景、機関投資家による投資メカニズム、 企業のESG評価ポイントなどについてSDGsの視点も含めてお話致します。 講演(3) 16:00~17:00(Q&A含む)(逐次通訳あり) 〇 講師: Mr. Robert Scharfe, CEO, Luxembourg Stock Exchange ルクセンブルク証券取引所 CEO 演題:「企業と金融の未来を左右する“サステナビリティ”(持続可能性)」 (逐次通訳あり) 要旨:“サステナビリティ”(持続可能性)は、経済の成長と企業の多様化の新たな推進役 として現れました。 現在、巨大な市場価値がグローバルな持続可能性の達成と結びついており、BSDC (Business and Sustainable Development Commission)によると、その 規模は2030年には年間12兆米ドルに達すると予測されています。 ESG(環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)) の要素を企業戦略に組み込む敏捷性は、中長期的な観点で、企業の究極の成功に必要 不可欠となっています。 この大きなパラダイムシフトの中で、グリーン、ソーシャル、サステナブル・ ボンド(債権)は、環境や社会に利益をもたらす金融プロジェクトに用いられる金融 商品として注目されています。これらの商品の知名度は近年飛躍的に向上しました。 グリーンボンドだけをとってみても、その年間発行額は、2011年の30億ドルから、 2016年には810億ドルにまで増加しています。証券取引所は、投資家に対し、証券 の背後にあるプロジェクトが環境や社会レベルで外部への良好な影響を生み出してい ることについて、必要な信用を与える事で、同市場のさらなる拡大に資することが できます。 ルクセンブルク証券取引所はその関係性を認識し、2016年9月、ルクセンブルク・ グリーン・エクスチェンジ(LGX)を発足しました。これは、グリーン、ソーシャル、 あるいはサステナブルなプロジェクトへの資金調達に特化した債券のみを取り扱う 世界最初で唯一のプラットフォームで、特定のレポート義務も求めます。 LGXに掲示させるためには、債券は最高レベルの透明性を約束し、また収益の全て が”サステナブル”であると定義された目的に貢献するためのプロジェクトに投資 される事を証明する必要があります。 懇親会 17:10~18:10 参加申込み:当協会のホームページよりお申込みください。 http://www.jaci.or.jp 申込締切り:2017年11月27日(月) (定員になり次第、募集を締め切らせて頂きます。) お問い合わせ:当協会 事業部 event@jaci.or.jp |
参加費・懇親会費について | 参加費:当日受付でお支払いください。 会員:無料(会員リスト:http://www. jaci.or.jp/about/page_06.html) 上記以外:10,000円 |
募集人数 | 80 人 |