異分野交流タスクフォース・フォーラム:ルクセンブルクとの交流会1.「宇宙資源探査/宇宙ビジネス」の詳細


申し訳ありませんが、受付は終了しました。


イベント名 異分野交流タスクフォース・フォーラム:ルクセンブルクとの交流会1.「宇宙資源探査/宇宙ビジネス」
日時 2017-11-27 13時50分~17時50分
場所 当協会会議室h
概要 異分野交流タスクフォース・フォーラム:ルクセンブルクとの交流会1.
   「宇宙資源探査/宇宙ビジネス」
   (ルクセンブルクからの講演は逐次通訳あり)

 この度、11月27日~29日にルクセンブルクからアンリ大公殿下ならびにマリア=テレサ同妃殿下が
国賓として来日されます。(協会には来られません。)
 同行する政府使節団の好機を捉えまして、当協会でもご講演をお願いしていましたが、
ルクセンブルク経済省 東京貿易投資事務所のご厚意により、下記の通り講演会を開催する
運びとなりましたのでお知らせします。併せて、国内からも当該研究分野の第一線級の研究者
をお呼びして講演もして頂きます。
 是非、多数のご参加をお待ちしております。

日時:2017年11月27日(月)、13:50~17:50
 *受付は13:20~です。*

講演(1) 13:50~14:50(Q&A含む) 〇
講師:中村 良介 氏
    国立研究開発法人産業総合研究所 人工知能研究センター地理情報科学研究チーム
    研究チーム長
演題:「宇宙資源をどこに求めるべきか?」
要旨:宇宙から「地球で使うための資源」を採取する際には、地球では核に集中している
   ため地表では稀少なイリジウムなどの親鉄性元素が重要なターゲットとなる。一方
   将来的に人類が宇宙空間に生息域を拡大していくのであれば、最も貴重な資源は
   「宇宙で使える水や有機物」となる。なぜなら、人間自身が摂取したり食物となる
   植物を栽培するために必要なだけでなく、宇宙空間を移動するための推進剤としても
   利用できるからである。
    本発表では、こうした宇宙資源を求める際に最も適した天体がどこなのか、また
   どのような手段で探査/採取すれば経済的に成立するのかを検討する。

講演(2) 15:00~16:00(Q&A含む)(逐次通訳あり) 〇
講師: Mr. Mario Grotz, Director General for Research
    Intellectual Property and New Technologies Directorate
    Ministry of the Economy
    ルクセンブルク経済省、研究・知財・新テクノロジー局、総局長

    Dr. Mathias Link, Policy Officer for Space Affairs
    Directorate of ICT and Space Affairs, Ministry of the Economy
    ルクセンブルク経済省、ICT・宇宙局、宇宙政策担当官

演題:「ルクセンブルクの宇宙資源構想「SpaceResources.luイニシアティブ」について」(逐次通訳あり)
要旨:地球上の一部の資源が希少になると予測される中、宇宙技術の革新と人類の宇宙空間
    への探査の加速により、宇宙資源の発見とその利用は現実に近づきつつあります。
    商用通信衛星産業の最先端を走ってきた長い実績を基盤に、ルクセンブルクは宇宙
    資源探査とその利用についても、先駆的な役割を担おうとしています。
     最終的には、同国の平和的な法規制環境下で開拓された宇宙資源が、国際法に準拠
    した持続可能な方法で、かつ人類に利するために、採取・利用されることを保証する
    ことを目指しています。   
     ルクセンブルクは、国内宇宙セクターの専門知識と、未来志向のハイテク産業を
    目指す経済多様化政策を活かしつつ、最先端の研究活動支援と技術力の上にそのビ
    ジョンを築いています。

講演(3) 16:00~16:40(Q&A含む) 〇
講師:調整中
   株式会社ispace 日本初民間月面探査プロジェクトHAKUTO
演題:「ispaceの今後事業とルクセンブルクとのつながりについて」(仮)
要旨:要旨:人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ」をビジョンに掲げ、月面
    資源開発の事業化に取り組んでいる次世代の民間宇宙企業ispace。日本から唯一
    月面探査レースに参加するチーム「HAKUTO」の運営を行い、中長期では、「月
    への高頻度の輸送」、月資源の開発技術の確立と群ロボット技術を活用した資源
    マッピングを行う「月面探査」、そして資源の採掘、加工を経て、月面や宇宙の顧客
    へ提供する「生産・配送」を行なっていくことを計画しています。
      Google Lunar XPRIZEのレース後の展望として、ispaceの月面資源開発の
    事業の展望について紹介します。

懇親会 16:50~17:50

参加申込み:当協会のホームページよりお申込みください。
     http://www.jaci.or.jp

申込締切り:2017年11月26日(日)
(定員になり次第、募集を締め切らせて頂きます。)

お問い合わせ:当協会 事業部 event@jaci.or.jp
参加費・懇親会費について 参加費:当日受付でお支払いください。
 会員:無料(会員リスト:http://www.
jaci.or.jp/about/page_06.html)
 上記以外:10,000円
募集人数 80 人