ライフサイエンス技術部会/材料分科会講演会:「バイオミメティックスの国内外の動向と最新研究」の詳細


申し訳ありませんが、受付は終了しました。


イベント名 ライフサイエンス技術部会/材料分科会講演会:「バイオミメティックスの国内外の動向と最新研究」
日時 2017-04-28 13時40分~18時00分
場所 当協会会議室
概要 ライフサイエンス技術部会/材料分科会講演会:
「バイオミメティックスの国内外の動向と最新研究」(仮題)

 ※ 各講演の前後に10分間の休憩をとります。
 ※※ 講師のご都合により、講演(1)と講演(2)の講師の順番が入れ替わりになりました。

 講演(1)13:40 – 14:40 〇
  (受付は13:10からとなります)

 講師:名古屋工業大学 大学院工学研究科 生命・応用化学専攻
         准教授  石井 大佑 先生

 演題:「生物表面の多機能性を応用した液体制御法の開発」

 要旨: ヤモリの足の裏には、微細毛が密集して生えており、接触面に働く分子間力により天井に付着できる。この表面を模倣し、粘性や接着性を有する化学物質を使わずに、強力な接着力を有するテープが開発されている。このような生物が創り出す省エネルギーな機能は数多くあり、生物の機能から着想したモノ作りは、これからの省エネ社会の材料開発として期待されている。本講演では、生物表面の多機能性に着目した液体制御の応用を紹介する。

 講演(2)14:50 – 15:50 〇

 講師:東北大学大学院 環境科学研究科
        教授  香坂 玲 先生

 演題:「特許および学術論文からみたバイオミメティックス領域の国際動向:日本の可能性と課題」

 要旨: バイオミメティクスは、次世代技術として注目されており、各国で技術開発が進められている。ただし、その動向は一様ではなく、地域的な差異がみられる。本研究では、日本、米国、欧州、中国に着目し、特許出願件数および学術論文発表件数の関係性の分析を行った。特許と論文の両指標を分析することによって、社会実装、R&Dに関して注力されている技術の応用分野を考察することができる。分析の結果、日本の特徴として、特許出願、または論文発表のみがなされている分野が比較的多いことが明らかとなった。

 講演(3)16:00 – 17:00 〇

 講師:室蘭工業大学 大学院工学研究科 もの創造系領域 ロボティクスユニット
         助教  藤平 祥孝 先生

 演題:「ロボティクス分野でのバイオミメティクスの動向」

 要旨: 本公演では、ロボティクス分野でのバイオミメティクスの動向について特許出願件数や論文発表件数のデータを元に国際比較した結果について述べる。また、最近のロボティクス分野でのバイオミメティクスの事例について講演者の専門であるロボットハンド分野を中心に紹介する。これまでロボットハンド分野では人の手のように巧みな動作ができるロボットの実現を目指し研究が行われてきており、人の手の機能を模したロボットの研究開発の事例についても紹介したい。

 懇親会 17:00~18:00

 参加申込み:当協会のホームページよりお申込みください。
     http://www.jaci.or.jp

 申込締切り:2017年2月24日(金)
 (定員になり次第、募集を締め切らせて頂きます。)

 お問い合わせ:当協会 事業部 event@jaci.or.jp
参加費・懇親会費について 参加費:当日受付でお支払いください。
 会員:無料(会員リスト:http://www.
jaci.or.jp/about/page_06.html)
 上記以外:10,000円
募集人数 100 人