環境技術部会講演会「フロンに関する法規制動向及び業界の対応状況・展望」の詳細


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イベント名 環境技術部会講演会「フロンに関する法規制動向及び業界の対応状況・展望」
日時 2017-03-23 14時00分~18時00分
場所 当協会会議室
概要 内容
*受付開始は13:30からです*
講演(1) 14:00-14:55 
演題:「最新海外HFC規制と次世代低GWP冷媒動向」

講師: 石川 淳一 氏
     三井・デュポンフロロケミカル株式会社
     ケミカルス事業 環境・ビジネス開発担当 主幹

要旨:地球温暖化効果が高いことから冷媒として幅広く利用されているHFC系冷媒の規制が強化されている。国内外の規制、標準類の対応状況と低GWP冷媒の開発、市場展開の状況を空調、冷凍冷蔵、省エネ技術など用途分野ごとに代表的冷媒と特性及び効果、および今後の市場展開の見通しを解説する。

講演(2) 15:00-15:55 〇
演題:「フッ素系冷媒等の大気化学と規制」

講師: 忽那 周三 氏 
     産業技術総合研究所 環境管理研究部門
     大気環境動態評価研究グループ 上級主任研究員

要旨:フッ素系冷媒等の大気化学反応と温室効果の特徴を、従来のフッ素系冷媒(大気寿命数年以上)とより大気寿命の短いフッ素系冷媒を比較しながら概説し、代表的な地球温暖化指標の計算方法を紹介します。また、最近の一連の文献から、トップダウン推定(大気濃度観測結果に基づき、大気化学モデルを用いて、放出量を推定)が、フッ素系冷媒等の規制において、規制効果の確認や規制策定にどのように関係するかを説明します。

講演(3) 16:05-17:00 〇
演題:「グローバルな地球温暖化抑制策と冷凍空調業界の展望」

講師: 岡田 哲治 氏 
     日本冷凍空調工業会 専務理事

要旨:地球温暖化抑制については、各産業分野において最優先の課題であるが、一昨年のパリ協定、昨年のモントリオール議定書キガリ改正などグローバルレベルの大きな動きを具体的に解説するとともに、これらが冷凍空調業界に及ぼす影響、特に法規制に関する内容を紹介する。また、世界各地域における動きなど、グローバル視点での今後の業界の抱える課題やそれらを踏まえた展望について述べる。

<懇親会> 17:00-18:00 

申込み締め切り 3月21日
参加費・懇親会費について 会員:無料(会員リスト:http://www.jaci.or.jp/about/page_06.html)
非会員:10,000円 (当日受付でお支払いください。)
懇親会費:無料
募集人数 100 人