電子情報技術部会 エレクトロニクス交流会エレクトロ二クス応用技術講演企画WG 講演会「見えない光を見える光へ“シンチレーター”」の詳細


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イベント名 電子情報技術部会 エレクトロニクス交流会エレクトロ二クス応用技術講演企画WG 講演会「見えない光を見える光へ“シンチレーター”」
日時 2016-12-16 14時30分~18時10分
場所 当協会会議室(東京都千代田区三番町2番地 三番町KSビル2F)
概要 講演(1)14:30~15:45  〇
講師:越水 正典 氏
     東北大学大学院 工学研究科 応用化学専攻 准教授
演題:「有機シンチレータから有機無機ハイブリッドシンチレータへ」
要旨:現在利用されている、有機物系の固体シンチレータのほとんどは、プラスチックシンチレータである。これは、π共役系のポリマーと、微量に添加された有機蛍光体分子から構成される。高速応答性が必要とされる用途、あるいは大規模化が想定される用途にて使用されることが多い。本講演では、プラスチックシンチレータにおけるエネルギー移動過程の解析から、無機物添加による機能性向上まで、我々のグループのアプローチを中心として概説する。

講演(2)15:55~17:10  〇
講師:安居 伸浩 氏
     キヤノン株式会社 R&D本部 材料・分析技術開発センター
      材料技術第一開発部 材料技術11開発室 主幹
演題:「X線イメージングと新奇相分離シンチレータ」
要旨:X線イメージングは、医療から工業用途まで幅広く用いられる手法であり、その中でシンチレータはX線を吸収し光に変換する過程で、画像解像度や感度に最も影響を与える。従って、X線を吸収するための厚みが十分あり、かつ光に変換後にイメージセンサに向かって散逸なく導波するような性能が求められている。このニーズに対し、シンチレータ自ら光ファイバーを束ねたような構造を有する相分離シンチレータの開発を行ってきた。講演では、この相分離シンチレータについて、材料系や作製法、イメージングについて報告する。

懇親会 17:10~18:10

*受付は14:00からとなります。
参加費・懇親会費について 参加費: 会員:無料(会員リスト:http://www.jaci.or.jp/about/page_06.html)
     非会員:10,000円 (当日受付でお支払いください。)
懇親会費:無料
募集人数 100 人