第3回学産交流ポスターセッション 「エレクトロニクスの未来を支える新規素材・技術・プロセス」の詳細


申し訳ありませんが、受付は終了しました。


イベント名 第3回学産交流ポスターセッション 「エレクトロニクスの未来を支える新規素材・技術・プロセス」
日時 2016-12-14 13時20分~18時0分
場所 当協会会議室
概要  この度アカデミア側の技術シーズと化学産業側のニーズとのマッチングが図れる場として下記要領にて「エレクトロニクスの未来を支える新規素材・技術・プロセス」をテーマにポスターセッションを開催いたします。
 本ポスターセッションは、研究奨励賞に応募いただいたアカデミアの方々を中心に研究内容を発表していただき、企業研究者と議論を通じ多様な観点から討議できる場を設定いたしました。
 また、記念講演では国際技術ジャーナリストの津田建二氏を招聘しご講演いただきます。
 科学イノベーション総合戦略2016ではオープンイノベーションの推進による人材、知、資金の好循環システムの構築が重きを置くべく取り組みとして掲げられています。
 皆様方にはこの機会を是非ご活用いただき、学産連携強化に向けたオープンイノベションの
一助としてご利用ください。多くの方のご参加をお待ちしております。

  13:20~13:30 開会挨拶
  13:30~14:30  記念講演 津田 建二氏 国際技術ジャーナリスト     
           http://newsandchips.com
         「エレクトロニクスの未来を示す新メガトレンドと材料への要求」
IT/エレクトロニクスは、進展の限界がまだ見えない。技術や産業、サービスの動きは速く、大きなメガトレンドはわずか3年の間でも変化がある。2013年と2016年でのトレンドの比較を行い、今はどのような産業のフェーズにあるのか、をまず議論する。さらに、新しいトレンドである、IoT、AI、5Gモバイル通信、自動運転、セキュリティ、フレキシブルハイブリッドエレクトロニクスについて述べていく。これらの新トレンドに対して、材料にとって、どのような市場がありうるのかについても考察する。

  14:40~15:40 ポスター発表前半
  15:40~16:40 ポスター発表後半
  16:40~17:00 閉会挨拶
  17:00~18:00 懇親会

◇出展者の方々(応募受付中。お申し込みはj aci1@jaci.or.jp へご連絡ください)

☆『Poly(acrylic acid)-b-polystyrene被覆シリカを充填したpolycarbonate膜の作製とそのプロトン伝導性評価』
志藤 慶治 氏 山形大学 大学院理工学研究科物質化学工学専攻 増原研究室
プロトン伝導性フィラーを充填した固体高分子電解質膜に関して報告する。低コストで作製可能であり、
材料選択により耐熱性・無加湿運転も期待出来る。本研究技術は緻密に多量の高分子被覆フィラーを
作製可能な手法を用いており、電解質膜だけでなく、フィラーを用いる高分子技術の代替手法と
成り得る波及効果の高い技術である。

☆『印刷技術で形成するフレキシブルセンサ ~デジタルヘルス・IoT応用に向けて~』
竹井 邦晴氏 大阪府立大学 工学研究科電子・数物系専攻
どこでも簡単に添付可能な柔らかいセンサシートの開発を行っています。
特にセンサを印刷技術で作製することで低価格で大面積のデバイスを実現します。
現在は、印刷形成による歪みセンサ、温度センサなどを応用することで
絆創膏のような健康管理デバイスの開発を行っています。本技術を応用利用することで
様々な表面から情報収集を可能にする将来の電子デバイス実現を目指しています。
https://sites.google.com/site/kuniharutakeijp/

☆『円偏光発光(CPL)特性を有する光学活性な発光体の創製』
原 伸行 氏 近畿大学 大学院総合理工学研究科物質系工学専攻 今井研究室
円偏光発光(CPL)は、回転している光で、左回転CPL・右回転CPLの2種類が存在し、
直線偏光とは異なる光学特性を有します。CPLは、3次元(3D)ディスプレイ用光源に利用され、
省エネルギー型液晶ディスプレイのバックライト、高度セキュリティー用ペイント、
植物成長制御用LEDライトなどへの応用が検討されています。我々は、この回転する光CPLを発する、
光学活性発光体の開発を行っています。
http://www.apch.kindai.ac.jp/orgstchem-folder/index.html


南 豪 氏 東京大学 生産技術研究所 南研究室
当研究室では,生命がおこなっている分子認識現象にヒントを得た超分子化学を基軸に,
材料の設計及びその合成,そして電子デバイスやチップ開発に至るまでの分野横断的研究をおこない,
超分子材料の実践利用を目指しています。とりわけ電気的・光学的に検出可能な
センサデバイスの開発に注力しており,今回の発表では有機FET型化学センサをご紹介します。
http://www.tminami.iis.u-tokyo.ac.jp


☆『SiCによる省・創エネルギーデバイスの実現に向けた研究』
加藤 正史氏 名古屋工業大学 大学院工学研究科
シリコンカーバイド(SiC)は省エネルギー向けのパワーデバイス材料として期待されています。
ただしこの材料は、それのみならず人工光合成という創エネルギーの応用にも期待できるものです。
我々の研究室では、SiCによる省・創エネルギーデバイスの実現に向けた研究をしています。
http://ik-lab.web.nitech.ac.jp/

☆『Laser annealing technique for graphene synthesis on Polymer Films and its Application for Strain Sensor』
金井 康 氏 大阪大学 産業科学研究所
グラフェンは高移動度な特性を持っていることから、電子デバイスへの応用が期待されている物質である。
我々はレーザーを利用するという画期的な方法でグラフェンの合成を行い、従来では困難であった
フレキシブルな基板に直接グラフェンを合成することに成功した。また合成したグラフェンは
曲げることによって抵抗が変化したため、歪みセンサ等への応用が期待できる。

☆『γ型酸化ガリウム系半導体の開拓研究』
大島 孝仁 氏 佐賀大学 工学系研究科 "
近年パワーエレクトロニクス等で注目されているワイドギャップ半導体酸化ガリウムは,
α型やβ型が研究の主流であるが,γ型も非常に興味深い研究対象である.ポスターでは,
γ型酸化ガリウム系のエレクトロニクス応用への可能性を探るべく,
ドーピングや混晶系の構築について紹介する。
http://www.ee.saga-u.ac.jp/pelab/oshima/oshima_index.html

☆『3次元培養システムを用いた血管・リンパ管共存モデルの作製』
中山 真梨子 氏 横浜国立大学 大学院工学府 福田研究室
近年、組織工学的手法により生体外で組織を作製しそれを移植する新たな治療方法や、
製薬のスクリーニングモデルとして利用する方法が注目されている。本研究では、
オリゴペプチドを用いて電気化学的に細胞を脱離する手法を応用することで、
血管及びリンパ管構造を作製し、より生体に類似した組織モデルの作製を目指した。
http://www.fukulab.ynu.ac.jp/labmembers/nakayama.html

☆『さまざまな基材に金属ナノ粒子を固定化する技術』
清野 智史 氏 大阪大学 大学院工学研究科
金・銀・白金といった貴金属ナノ粒子は、バイオ分野や触媒分野で優れた機能を発揮します。
基材となる材料表面に固定化することで、その優れた機能を付与することが可能にな
ります。独自のナノ粒子の合成・固定化技術について、これまでに実現した研究実施例と共に紹介します。
http://www.mit.eng.osaka-u.ac.jp/mt2/yamamotolab.html

☆『将来宇宙ミッションに向けた新たな電池開発への取組み』
川瀬 誠 氏 宇宙航空研究開発機構 研究開発部門 第一研究ユニット
JAXAではこれまで主に人工衛星用の電池を開発してきましたが、
惑星探査等の将来の活動領域拡大を見据え、従来からの要求である高エネルギー
密度・長寿命であることに加え、運用やバッテリ設計に対して自由度の高い電池の
研究開発に取り組んでいます。今回はそれらの取組みの一部について紹介させて頂きます。
http://www.ard.jaxa.jp/index.html

☆『人工光合成を指向した硫黄架橋ヘテロ金属クラスターの合成を目指して』
川本 圭祐氏 金沢大学 理工研究域物質化学系化学コース
水素イオンや二酸化炭素などを化学変換し、化学結合の形でエネルギー貯蔵する
人工光合成システムの開発を目指しています。酵素も利用する硫黄やモリブデン、
さらにその他酸化還元の可能な遷移金属イオンも組み合わせた
異種金属多核クラスター化合物を新規合成し、全く新しい電荷移動・触媒システムを構築します。
http://chem.s.kanazawa-u.ac.jp/inorg/

☆『典型元素を含むアントラセン型共役系化合物の合成、構造およびその物性』
鈴木 克規 氏 中央大学 理工学部応用化学科
中央大学理工学部応用化学科有機元素化学研究室では、典型元素を含む新しい
有機化合物の合成研究を行っています。特に有機パイ共役系に典型元素を導入した
新規化合物の合成、構造およびその物性についての研究を御紹介させていただきます。
http://www.chem.chuo-u.ac.jp/~element/

☆『水素貯蔵材料研究の最前線』
李忠賢 氏 北海道大学 工学院機能材料学研究室
燃料電池自動車の70MPa高圧タンクを安全な水素貯蔵材料で置き換える!
http://labs.eng.hokudai.ac.jp/labo/loam/

☆『気水界面を用いたπ共役系ユニットの単分子層集積化』
山本 俊介 氏 東北大学 多元物質科学研究所 高分子・ハイブリッド材料研究センター 高分子ハイブリッドナノ材料研究分野
水-空気界面を用いて両親媒性高分子の精密集積化を行っています。特にπ共役系ユニットを
有する両親媒性高分子を単分子層レベルで精密集積化することに挑戦しており、
単一分子層電子素子の室温・大気下作製技術開発を目指した検討を進めています。
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/labo/mitsuishi/

☆『主成分含有比を傾斜させた木材の撥水性能評価』
錦織 香 氏 秋田県立大学 木材高度加工研究所
物理的炭素蒸着(PCVD)を200-1000 nmの厚さで行った木材は、鈍色に光り、
木材表面に落下させた水滴を吸着し、ひっくり返しても水滴が転がらな
いバラの花びら効果(rose petal effect)を示しました。セルロースとリグニンの含有率を傾斜させ蒸着した傾斜機能木材の撥水性能を評価しました。
http://www.iwt.akita-pu.ac.jp/Personal/Japanese/MemberList.php

☆『液晶性の有機半導体材料を用いた高品質有機トランジスタの研究』
飯野 裕明 氏 東京工業大学 科学技術創成研究院 未来産業技術研究所
自己組織的に凝集構造を形成する液晶に注目した有機半導体材料の合成から
有機トランジスタ試作まで研究しています。この液晶性有機半導体材料を用いることで
通常の溶液プロセスでも表面平坦性に優れた結晶薄膜の実現や、電荷輸送に有利な配置をとる
液晶相の活用により、通常のスピンコート法で作製した多結晶薄膜においても移動度10cm2/Vsを超す有機トランジスタの実現に成功しました。
http://www.isl.titech.ac.jp/~hanna/index.html

☆『安全安価なレアメタルフリーリン化物太陽電池』
野瀬 嘉太郎 氏 京都大学 京都大学材料工学専攻
レアメタルフリー化合物半導体ZnSnP2を光吸収層とした太陽電池で,世界で初めて
変換効率約2 % を達成した。ZnSnP2はCIGSなどのカルコゲナイドとは異なる化合物群であり,
今後,その理論変換効率からZnSnP2太陽電池の変換効率向上はもちろん,
新規化合物を用いた太陽電池の開発など大きな発展が期待できる。
http://www.positron.mtl.kyoto-u.ac.jp/

☆『血管新生阻害剤スクリーニングデバイスの開発』
篠原 礼奈 氏 横浜国立大学 大学院工学府福田研究室
癌の治療薬として血管新生阻害剤が主流となってきているが、生体外での評価系と生体の
環境がかけ離れているため、薬剤の開発に時間とコストがかかるのが問題となっている。
本研究ではその課題を解決し、生体を模倣した三次元的な環境下で網羅的に血管新生阻害剤を
スクリーニングできるデバイスの開発に取り組んでいる。
http://www.fukulab.ynu.ac.jp/

☆『バイオイメージングに向けた電気化学デバイスの開発』
伊野 浩介 氏 東北大学 
電気化学に基づくバイオ分析デバイスを開発しています。バイオサンプルの中でも、
細胞活性の計測を実現しています。マイクロ・ナノメートルサイズで誘起される化学反応を
巧みに利用した計測システムの実現により、多彩なバイオ分析を実現しています。
今後さらなるデバイスの改良が進めば、生物工学、医療分野への発展が期待できます。
https://www.che.tohoku.ac.jp/~est/

☆『分子積み木法により構築した赤外線吸収デバイスの発電特性』
金井塚 勝彦 氏 山形大学 理学部 物質生命化学科
サステイナブル社会の実現に向けた枯渇資源利用からの脱却=再生可能エネルギー展開は
我々化学者が解決すべき課題であると考えている.分子積み木技術を利用して近赤外領域に
光吸収をもつ構造体を電極上に構築し、発電可能なシースルーデバイス創成に挑戦する。
http://www-kschem0.kj.yamagata-u.ac.jp/~kinousei/

☆『セルロース系バイオマスを原料とした高機能材料製造システムの開発』
淺田 元子 氏
石油代替高分子材料を木材より得るための処理、抽出、分離、合成、成型方法を開発し
その機能性について明らかとする。工程について環境低負荷であること、原料として
食料ときょうごうしないこと、機能性について石油製品と同等若しくはそれ以上であることを目指す。
http://www.tokushima-u.ac.jp/department/bioindustry/

☆『液体Siを用いたSi素子の創製』
増田 貴史 氏 北陸先端科学技術大学院大学
Si素子の歴史を紐解くと、その出発物質は固体Si(ウェハ)か気体Si(シラン)が用いられてきました。
そこで私たちは「液体Si」と呼ぶ材料を創出しました。液体Siは常温常圧で液体で、
熱や光により半導体Siとなる新物質です。本研究は、固体/気体Siに立脚した従来のSi工学に、「液体」という新たな研究領域を切り拓きます。

☆『独自の分子設計に基づいた機能性有機材料開発』
中村 智也 氏 京都大学化学研究所 構造有機化学研究室
我々は独自の分子設計に基づいて、有機エレクトロニクス分野に展開可能な機能性有機材料の
開発に取り組んでいます。本発表では、電荷輸送性材料、近赤外吸収&発光色素および高効率
ペロブスカイト太陽電池用の各材料など、最新の成果をご紹介します。
http://www.scl.kyoto-u.ac.jp/~kouzou/index.html

☆『膜MEMS技術を用いた細胞培養システムの開発』
池内 真志 氏 東京大学 大学院情報理工学系研究科
これまで手作業で,大きなスペースを使って行われてきた細胞培養実験を,マイクロデバイスとロボティクスの統合により,超小型化・自動化します.研究者が,人間にしかできない仕事に,より多くの時間を使うことができる世界を目指し,デバイス用の新素材,加工技術から,装置,ソフトウェアまで一貫して研究しています。
http://www.micro.rcast.u-tokyo.ac.jp/

☆『理論・合成・評価グループの連携による最先端有機デバイスの開発』
松井 康哲 氏 大阪府立大学 工学研究科・分子エレクトロニックデバイス研究所
分子力学計算に基づいたデバイスの物性予測,マイクロフロー法を用いた精密有機合成,溶液プロセスによるデバイス作製とそのインピーダンス分光法による評価という,理論・合成・評価グループの三位一体の連携により有機トランジスタ,有機EL素子,有機太陽電池などの有機デバイスの研究を行っています。
http://rimed.21c.osakafu-u.ac.jp/

☆『呼気・臭気センサ応用に向けた半導体式MoO3ナノ構造アレイガスセンサ素子の開発』
菅原 徹 氏 大阪大学 産業科学研究所 先端実装材料
呼気などに含まれる揮発性有機化合物(VOC)
を検出するナノ構造の半導体結晶を有するガスセンサ素子を、従来の1/10以下の時間で作製できる工法を開発した。半導体式ガスセンサは、ガスが半導体材料の結晶表面につくことで、電気抵抗が下がり、ガスを探知するため、半導体材料の大きな比表面積が必要とされる。従来は、複雑な方法でナノ材料を合成し、それを基板に塗ったあと焼いて製造していたが、本研究では、原料を基板に直接塗って焼くだけで、ガスセンサを作製することに成功した。また、応答特性は、世界トップクラスであり、高性能ガスセンサを短時間かつ低コストで製造できることから、呼気による健康検診への応用が期待される。
http://www.eco.sanken.osaka-u.ac.jp/

☆『無溶媒印刷技術を用いた有機電界効果トランジスタの作製』
岡田 悠悟氏 千葉大学 大学院工学研究科
有機半導体は軽量、柔軟、印刷技術によって安価・大面積作製可能といった特徴から次世代エレクトロニクス材料として注目を集めている。しかし従来研究されてきた有機半導体インクを用いる印刷プロセスには、インク化に使う有機溶媒の人体・環境への影響、排出の際の無毒化コスト等の問題が存在した。本研究ではこの問題を解決するため、有機半導体トナーを用いる無溶媒印刷プロセスを提案する。

☆『バイオソフトマターの制御による人工細胞構築』
石川 大輔氏 東京工業大学 情報理工学研究科 瀧ノ上研究室
DNAナノテクノロジー・マイクロ流体工学を利用して動的な自己組織化システムである人工細胞システムを構築します。http://www.takinoue-lab.jp

☆『有機薄膜太陽電池の電荷分離過程の相分離構造依存性』
藤井 幹也 氏 東京大学 大学院 工学系研究科化学システム工学山下牛山研究室
有機薄膜太陽電池では結晶相とアモルファス相が混在しており,その混和様式が光電変換効率に大きく寄与している.本研究では,結晶相やアモルファス相の分子集合体の電子励起状態計算を京コンピュータで行い,電荷分離に重要な分子論的因子を見出した.当日は,マルチスケール解析による結果も発表し,新しい分子材料探索にむけた今後の研究に展開させたい.
https://sites.google.com/site/mikiyafujii/
参加費・懇親会費について 参加費 無料(会員)  10,000円(会員外)
懇親会費 無料(共通)
募集人数 100 人