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イベント名 | 産総研/先端化学・材料技術部会 新素材分科会共催「産総研技術セミナー」のご案内 |
日時 | 2016-12-05 15時00分~18時10分 |
場所 | 当協会会議室 |
概要 | 近年、枯渇性資源への対応や地球温暖化防止の視点から、石油資源からバイオマス等 の再生可能資源への原材料転換が世界各国で進んでいます。そのため、再生可能資源 を活用したエネルギー生産技術に加え、各種の基幹・機能性化学品への転換技術の確 立が急務の課題となっています。これらの課題に対して、産業技術総合研究所・機能 化学研究部門では、バイオマス等の再生可能資源から、高効率かつ低環境負荷で、各 種の基幹・機能性化学品を製造し、高度利用するための基盤技術開発を目指しており ます。 化学品の多様な産業分野への展開や、機能性化学品産業の国際競争力強化への貢献を 目指して、化学品の製造の面からは、バイオマス原料の処理技術、微生物や酵素等を 用いたバイオ変換技術(バイオマスリファイナリー技術)、有機合成を基軸とする材 料創製技術などに取り組んでいます。また、化学品の高付加価値化・高度利用の面か らは、分子や界面の精密制御、素材の形成・加工・機能化、光化学反応、材料特性評 価・標準化などに関わる技術開発を進めています。 そこで、本技術セミナーでは、上記に関連した「橋渡し可能な技術」をご紹介いたし ますので、特に、企画管理部門や事業部の方々にご参加頂けましたら幸いです。 1.日時:2016年12月5日(月)15:00~18:10 受付は14:30~です。 2.場所 当協会会議室 東京都千代田区三番町2番地 三番町KSビル2F 3.プログラム テーマ:産総研のスマート材料~外部刺激に的確に応答する機能材料の創製 講演(1)15:00-15:10 〇 イントロダクション(木原秀元グループ長) 概要:電子デバイス、家電製品、輸送機器等の高度化に向け、様々な界面や表面で、 特異な機能を発揮できる新しい機能化学材料が求められている。本課題では、光など の外部刺激で応答する新しい粘接着材や機能性塗料、界面での摩擦等を制御できる材 料及び、機能・特性評価技術を紹介する。 講演(2)15:10- 15:50 〇 光応答性の粘接着材・自己修復材(山本貴広主任研究員) 概要:接着と脱着を繰り返し行うことができる接着剤は、美容品や医療材料等さまざ まな分野で求められている。本講演では、産総研で開発した光照射により硬さや流動 性を制御できる材料と、その可逆接着剤等への応用について紹介する。 講演(3)15:50- 16:30 〇 刺激応答型界面材料による物質の捕捉・徐放制御(亀田直弘主任研究員) 概要:薬剤や有用物質の徐放、汚染物質の除去等を可能とするカプセル材料や吸着剤 の開発が求められている。本講演では、合成脂質の集合体から成り、空孔サイズや表 面構造を精密に制御した刺激応答型球状・チューブ状ナノカプセルを紹介する。 講演(4)16:30- 17:10 〇 動的機能材料による諸特性制御(大園拓哉グループ長) 概要:凹凸構造は、光、摩擦、濡れ性等、多くの機能に影響する。我々はその表面凹 凸構造が可変なシワ構造を利用することで、上記の様々な機能を動的に変えられるこ とを示し、既存の表面材機能の拡張可能性を提示する。 4.懇親会 17:10~18:10 5.参加申込み:公益社団法人 新化学技術推進協会のホームページよりお申し込み ください。 http://www.jaci.or.jp 申込み締切:12月2日(金) (定員になり次第、募集を締め切らせて頂きます。) お問い合わせ:当協会 事業部 event@jaci.or.jp |
参加費・懇親会費について | 参加費: 当日受付でお支払いください。 会員:無料(会員リスト:http://www.jaci.or.jp/about/page_06.html) 上記以外:10,000円 懇親会費:無料 |
募集人数 | 80 人 |