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イベント名 | ライフサイエンス技術部会/材料分科会講演会:「シリーズ生体医療材料:脱細胞技術の最前線」 |
日時 | 2016-11-29 13時40分~18時10分 |
場所 | 当協会会議室 |
概要 | ライフサイエンス技術部会/材料分科会講演会: 「シリーズ生体医療材料:脱細胞技術の最前線」 ※ 各講演の前後に10分間の休憩をとります。 講演(1)13:40 – 14:40 〇 (受付は13:10からとなります) 講師:東京医科歯科大学 生体材料工学研究所 教授 岸田 晶夫 氏 演題:「脱細胞化生体組織の現状と新しいバイオマテリアルとしての可能性」 要旨: 脱細胞化組織は、ヒトやブタなどの動物組織から細胞成分を除去したマトリクスで、皮膚や心臓弁などはすでに欧米で実用化され広く用いられている。演者らは高静水圧を用いた脱細胞化法を開発し、これまで種々の組織再生等の検討を行ってきた。講演では、脱細胞化の方法、欧米における実用化の現状、脱細胞化臓器の再生医療への応用等について概観し、さらに演者らが最近取り組んでいる脱細胞化組織と人工材料の複合化について紹介する。 講演(2)14:50 – 15:50 〇 講師:九州大学 工学研究院 化学工学部門 助教 白木川 奈菜 氏 演題:「脱細胞化技術を用いた肝臓構築」 要旨: 脱細胞化組織・臓器を用いた組織構築が広く検討されている中で、我々は肝臓の構築に取り組んでいる。肝臓は酸素供給のための緻密な血管網の構築が鍵となると考え、我々は界面活性剤潅流法による微細な構造を維持したままでのラット肝臓の脱細胞化法を開発した。これを足場とした肝臓構築への取り組みについて紹介する。 講演(3)16:00 – 17:00 〇 講師:山形大学有機材料システム研究推進本部 准教授 干場 隆志 氏 演題:「培養細胞から作製する脱細胞化マトリックスとその応用」 要旨: 一般に、脱細胞化マトリックスは生体組織から作製されることが多いが、培養細胞により細胞直下に細胞外マトリックス成分を沈着させた後、脱細胞化処理をすることによっても得ることができる。本発表では、生体組織あるいは培養細胞から調製した脱細胞化マトリックスについて比較した後、再生医療や組織工学、さらには新規薬物開発のためのスクリーニング系への応用について紹介する。 懇親会 17:00~18:00 申込締切り:2016年11月28日(月) お問い合わせ:当協会 事業部 event@jaci.or.jp |
参加費・懇親会費について | 参加費:当日受付でお支払いください。 会員:無料(会員リスト:http://www. jaci.or.jp/about/page_06.html) 上記以外:10,000円 |
募集人数 | 100 人 |