ライフサイエンス技術部会・反応分科会講演会:「代謝工学を支える最新技術 ゲノム編集と合成代謝経路設計」のご案内の詳細


申し訳ありませんが、受付は終了しました。


イベント名 ライフサイエンス技術部会・反応分科会講演会:「代謝工学を支える最新技術 ゲノム編集と合成代謝経路設計」のご案内
日時 2016-08-19 14時50分~18時00分
場所 当協会会議室
概要 講演 14:50~17:00
シリーズタイトル:代謝工学を支える最新技術 ゲノム編集と合成代謝経路設計
  (受付は14:20からとなります)

 ご講演(1) 14:50~15:50 〇

 講師:神戸大学大学院 科学技術イノベーション研究科バイオ生産工学研究室
                   特命准教授  西田 敬二 氏

 演題:「DNA塩基変換反応を利用した点変異導入型ゲノム編集技術」

 要旨: これまでのゲノム編集技術はヌクレアーゼ活性を用いてDNA二重鎖を切断
    し、修復の際に挿入や欠損が生じることによって標的遺伝子破壊を行う。
    より精密なDNA情報の書き換えを行うには新たに鋳型DNAを導入する必要が
    あり、効率や材料などの制約があった。またDNA二重鎖切断は細胞毒性が
    あり、特に微生物において障害となっていた。
     今回の発表では新たに開発した非切断型のゲノム編集技術として、DNA
    塩基変換反応を利用した点変異導入手法を中心に紹介したい。

 休憩 15:50~16:00

 ご講演(2) 16:00~17:00 〇

 講師:九州大学大学院農学研究院 生命機能科学部門
                   准教授  花井 泰三 氏

 演題:「合成生物学を用いたバイオアルコール生産」

 要旨: 2000年頃から米国で合成生物学という研究が行われている。サイエンス
    の面では、同定済みの相互作用する生体分子を組み合わせた人工遺伝子回路
    を設計して、発振回路などの特定の生体内現象を再現させようとする試みが
    なされている。また、エンジニアリングの面では、別の生物由来の酵素遺伝
    子を複数組み合わせた合成代謝経路を設計し、その生物が本来生産できない
    物質を大量生産させる試みが行われている。
     ここでは、我々のグループの研究結果を例に、人工遺伝子回路および合成
    代謝経路の研究を紹介したい。

 懇親会 17:00~18:00

申込み締切 2016年8月18日(木)

お問い合わせ先:当協会 事業部 event@jaci.or.jp
参加費・懇親会費について 参加費:当日受付でお支払いください。
  会員:無料(会員リスト:http://www.jaci.or.jp/about/page_06.html)
  上記以外:10,000円

懇親会費:無料
募集人数 100 人