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イベント名 | 第3回異分野交流フォーラム ―ものづくりと感性、脳科学の融合― |
日時 | 2016-04-25 14時00分~18時00分 |
場所 | 協会会議室 |
概要 | 講演 14:00 - 18:00 シリーズタイトル:「異分野交流フォーラム: ものづくりと感性、脳科学の融合」 (受付は13:30からです。) ご講演(1) 14:00~15:00 〇 講師:京都工芸繊維大学 伝統みらい教育研究センター 特任教授 黒田 孝二 氏 演題:「伝統技術にみる日本人の感性と科学」 要旨: 自然の美と実りと水に恵まれた日本には、ものとの調和感を大切にする独自 の感性文化が育まれ、一万年前の縄文期には土と水と火と漆のものづくりが 生まれました。 1980年代の日本の製造業の発展は現場の感性資産と近代科学の共創による ものと考えると、伝統技術に内在する自然物と感性が培った工学的価値を真摯 に見直し、先端科学と融合させて日本の次世代のものづくり発展基盤を築く ことが、現代を生きる我々世代の使命ではないでしょうか。 ご講演(2) 15:00~16:00 〇 講師:国立研究開発法人 情報通信研究機構 脳情報通信融合研究センター(CiNet) 副研究センター長 田口 隆久 氏 演題:「脳科学が拓く新しい産業化社会」 要旨: CiNetは、脳科学の成果を社会実装することを目指して2013年に本格稼働を 開始しました。すでに、面白い成果が上がってきており、それに対する産業界 の皆さんの関心も高まってきています。 CiNetの研究の代表的キーワードは、脳機能イメージング、脳情報 デコーディング、ブレインマシンインターフェースであり、これらに、大規模 データや人工知能を組み合わせた研究を進めています。成果のいくつかを紹介 し、その社会への応用について議論します。 ご講演(3) 16:00~17:00 〇 講師:地方独立行政法人 京都市産業技術研究所 理事長 公益財団法人 京都高度技術研究所 理事長 西本 清一 氏 (京都大学名誉教授) 演題:「京の伝統工芸を支える理知脳と芸術脳のインテグレーション」 要旨: 自然と対峙する西欧思潮に対して、東洋とりわけ日本における伝統的考え方の 基底には、人間は自然の一部であり、自然のあらゆる構成要素は有機物と無機物を 問わず一元であるとの感覚が存在し続けてきました。 京都の伝統工芸に代表される「ものづくり」文化も例外ではなく、自然と人間の 調和を追求する精神で貫かれています。その本質は、分析による認知評価を司る 大脳新皮質(理知脳)と情動体験を司る大脳辺縁系(芸術脳)を分別することな く、インテグレートして活用する総合力に求められます。 懇親会 17:00~18:00 申込み締切:2016年4月21日(木) (定員になり次第、募集を締め切らせていただきます) お問い合わせ先:当協会 事業部 event@jaci.or.jp |
参加費・懇親会費について | 参加費:当日受付でお支払いください。 会員:無料(会員リスト:http://www.jaci.or.jp/about/page_06.html) 上記以外:10,000円 懇親会費:無料 |
募集人数 | 100 人 |