先端化学・材料技術部会 高選択性反応分科会講演会「生体酵素のストラテジーから学ぶ選択酸化触媒のデザイン」 「不活性炭素結合の選択的官能基化反応の開発と展開」の詳細


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イベント名 先端化学・材料技術部会 高選択性反応分科会講演会「生体酵素のストラテジーから学ぶ選択酸化触媒のデザイン」 「不活性炭素結合の選択的官能基化反応の開発と展開」
日時 2016-04-19 14時00分~18時10分
場所 当協会会議室
概要 講演(1)14:00~15:30 〇

  講師:人見 穣 氏
     同志社大学 大学院理工学研究科 教授

  演題:「生体酵素のストラテジーから学ぶ選択酸化触媒のデザイン」

  要旨:炭化水素類の選択的酸化は困難なターゲットである。鉄オキソ種を蛋白質の
     なかで発生させ、選択酸化を行う酵素のストラテジーに学びながら、選択酸
     化触媒を開発してきた。選択酸化を達成するためには、C-H結合を切るだけの
     活性を持ちながら、数あるC-H結合を見分けることが出来る鉄オキソ種を作る
     必要がある。選択酸化を行う鉄錯体触媒と酸化酵素の機能を比較しながら、
     鉄オキソ種を酸化活性種とする選択酸化触媒の最前線を紹介したい。

講演(2)15:40~17:10 〇

  講師:垣内 史敏 氏
     慶應義塾大学 理工学部 化学科 教授

  演題:「不活性炭素結合の選択的官能基化反応の開発と展開」

  要旨:炭素-炭素結合生成反応は有機合成化学において重要な反応である。その中
     でも、炭素-水素結合を利用して触媒的に炭素-炭素結合生成を行う手法の
     開発がこの20年間で活発に研究されるようになった。我々のグループでは、
     これまでに様々な様式の炭素-水素結合の炭素-炭素結合ならびに炭素-
     ヘテロ原子結合への変換反応を開発している。本講演では、炭素-水素結合
     活性化における量論反応の代表的な例の紹介と、我々が行ってきた触媒反応の
     紹介とそれら反応開発時の工夫について紹介する。

懇親会 17:10~18:10

申込締切り:2016年4月15日(金)
参加費・懇親会費について 参加費:当日受付でお支払いください。
    会員:無料(会員リスト:http://www.jaci.or.jp/about/page_06.html)
    上記以外:10,000円
懇親会費:無料
募集人数 100 人