先端化学・材料技術部会 高選択性反応分科会講演会「無機ナノ構造を利用した元素ブロックの作製とその応用」「POSS元素ブロックを基盤とした機能性材料の開発 分子フィラーからバイオプローブまで」の詳細


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イベント名 先端化学・材料技術部会 高選択性反応分科会講演会「無機ナノ構造を利用した元素ブロックの作製とその応用」「POSS元素ブロックを基盤とした機能性材料の開発 分子フィラーからバイオプローブまで」
日時 2016-02-19 14時00分~18時10分
場所 当協会会議室
概要 講演(1)14:00~15:30 〇

  講師:菅原 義之  氏
     早稲田大学 理工学術院先進理工学研究科 応用化学専攻

  演題:「無機ナノ構造を利用した元素ブロックの作製とその応用」

  要旨:多彩な元素から構成される元素ブロックは、元素の特性を活かした機能の
     発現が期待でき、さらにこれを連結させることにより元素ブロック高分子
     へも展開できる。元素ブロックは有機化学的な手法ばかりでなく、無機ナノ
     構造を表面修飾することによっても作製できる。本講演では、無機ナノ構造
     として酸化物ナノ粒子と酸化物ナノシートを用いた元素ブロックの作製例を
     紹介する。また、これらの元素ブロックを有機高分子へ導入した最近の研究
     例についても紹介する。

講演(2)15:40~17:10 〇

  講師:田中 一生 氏
     京都大学 大学院工学研究科 准教授

  演題:「POSS元素ブロックを基盤とした機能性材料の開発 分子フィラーから
      バイオプローブまで」

  要旨:シリカの立方体の各頂点から有機置換基を有する分子をかご型シルセスキ
     オキサン(POSS)と呼ぶ。本発表ではPOSSを用いた元素ブロック高分子材料
     開発について説明する。具体的には、分子フィラーとして樹脂の屈折率と
     相反関係になり易い物性を高いレベルで両立させることや、生体反応を検出
     するための分子プローブ・人工酵素開発について紹介する。POSSの特性と
     それらを基盤とした多方面にわたる応用について説明する。

懇親会 17:10~18:10

申込締切り:2016年2月17日(水)
参加費・懇親会費について 参加費:当日受付でお支払いください。
    会員:無料(会員リスト:http://www.jaci.or.jp/about/page_06.html)
    上記以外:10,000円
懇親会費:無料
募集人数 100 人