ライフサイエンス技術部会・反応分科会 講演会「新世代微生物発酵法による有用物質生産の最前線 ~アルカロイドと抗生物質をを中心に~」の詳細


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イベント名 ライフサイエンス技術部会・反応分科会 講演会「新世代微生物発酵法による有用物質生産の最前線 ~アルカロイドと抗生物質をを中心に~」
日時 2016-02-01 14時00分~18時00分
場所 当協会会議室
概要 講演 14:00 - 18:00 シリーズタイトル:「新世代微生物発酵法による
          有用物質生産の最前線 ~アルカロイドと抗生物質を中心に~」
   (受付は13:30からです。)

  ご講演(1) 14:00~15:30  〇

  講師:石川県立大学 生物資源工学研究所 応用微生物学研究室
                准教授  南 博道 氏

  演題:「微生物発酵法による生薬生理活性物質生産と創薬展開」

  要旨:植物の産生するモルヒネ等のアルカロイドは、医薬品として広く利用され
     ている。我々は、アルカロイド生合成酵素と微生物酵素を組み合わせて、
     グルコースから植物アルカロイドを生産する微生物プラットフォームを開発
     し、ケシアルカロイド(テバイン、ヒドロコドン)の発酵生産に成功した。
      微生物によるアルカロイド生産は、需要の高まる医薬品への安定した供給
     方法になるだけでなく、創薬をはじめとした様々な分野に大きく貢献するこ
     とが可能であり、微生物発酵における新たな展開が期待される。

  ご講演(2) 15:30~17:00

  講師:北海道大学大学院 理学研究院 化学部門
                教授  及川 英秋 氏

  演題:「ゲノム情報を用いた生合成マシナリー再構築法による天然物合成」

  要旨:2000年以降、微生物ゲノム解析が一般化するにつれ、一株あたりの
     天然物の設計図数は予想をかなり上回る(放線菌、カビでは、数十個)
     ことが判ってきた。時を同じくして、次世代シーケンサーの登場による
     ゲノム解析の低価格化など従来問題となっていた障害が取り払われつ
     つある。最近では、天然物設計図同定の自動化、実用化に向けた異種
     発現法による物質生産法の開発なども試みられている。
      本講演では天然物生合成研究の最新動向とともに、我々が行なって
     いる天然物の酵素合成を紹介する。  

  懇親会 17:00~18:00

  参加申込:当協会のホームページよりお申し込みください。
        http://www.jaci.or.jp
       申込み締切 1月29日(金)
       (定員になり次第、募集を締め切らせていただきます)
  
  お問い合わせ先:当協会 事業部 event@jaci.or.jp
参加費・懇親会費について 参加費:当日受付でお支払いください。
     会員:無料(会員リスト:http://www.jaci.or.jp/member_group/)
     上記以外:10,000円
懇親会費:無料
募集人数 80 人