シンポジウム-未来のセンシング・IOT環境センシング・マイクロ化学-GSCの新展開-の詳細


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イベント名 シンポジウム-未来のセンシング・IOT環境センシング・マイクロ化学-GSCの新展開-
日時 2015-09-03 12時30分~17時30分
場所 幕張メッセ 国際会議場
概要 ☆本シンポジウムへお申し込みされる方は
JASIS2015の事前登録を行ってください。JASIS2015に入場する際に必要となります。  https://www.jasis.jp/regist/jp/pre_reg_landing.php


12:30-12:40
   シンポジウム主旨説明  井上 健二 新化学技術推進協会 事業統括部長

12:40-13:40
  演題:「ミラープラントによるリーン生産を目指した予測運転」
  講師:仲矢 実 氏 横河電機株式会社 IAプラットフォーム事業本部 
     グローバル開発センター システムインテグレーション技術部 課長
  要旨:ミラープラントはプラントと同時並行で動作するダイナミックプラントシミュレータである。
     オンラインでモデルパラメータの調整を行い、実際のプラントの挙動をコンピュータ上
     に忠実に再現する。プラントモデルを実時間より高速に演算することで、正確な未来予
     測が可能になる。ミラープラントの種々の予測技術を活用して、最小エネルギーにより
     仕様ギリギリを狙った運転条件下での原料組成や生産量の変更を行う方法に関して
     報告する。 

13:40-14:40
   演題:「GSCを支えるマイクロ化学プラント技術 -設計と運転の立場から-」
   講師:長谷部 伸治氏 京都大学 大学院工学研究科 教授
   要旨:マイクロ化学プラントの持つ、短時間混合、厳密温度制御、厳密滞留時制御が可能と
      いう特徴をうまく利用することにより、不要な副製品生成の抑制、溶媒量の削減、
      低温、冷媒の削減など、GCSが目指す方向の技術が提案されている。 しかしながら、
      長期運転を想定したとき、マイクロ化学プラントには未解決な問題も多い。
      本講演では、設計と運転の立場からマイクロ化学プラント技術の現状と今後の課題を講述する。

14:40-15:30
   演題:ビッグデータ時代におけるハードウェア技術の新潮流
          ~コグニティブ・コンピューター
   講師:折井 靖光氏 日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 
      サイエンス&テクノロジー 部長 シニア・テクニカル・スタッフメンバー
   要旨:電卓のように計算のみを行う第1世代コンピューティングは、19世紀後半から始まり、
      1960年頃からは、プログラムによりコンピュータを動かす第2世代コンピューティングへ
      と変遷した。この第2世代コンピューティングを代表するのが近年のビッグデータ時代
      におけるリアルタイム処理であり、マルチコアやeDRAMを始めとする最先端の半導体
      技術を導入した高速なハードウェアとプログラミング技術との融合により成し遂げられ
      ている。この第2世代コンピューティングを人間の左脳に例えると、右脳的要素を取り入れた
      ものが第3世代コンピューティングであり、コグニティブ・コンピューティングがその代
      表的なものである。本講演では、IoT により更に加速されてきたビッグデータ時代に,重
      要な役割を果たすコグニティブ・コンピューターにおけるハードウェア技術のあり方に関
      して講述する。

15:30-16:10
   演題:「IoT(モノのインターネット、Internet of Things)を利用しよう
      ~安心・安全社会を目指して、ITを活用した環境センシング~」
   講師:早川 恭二 氏 三井物産エレクトロニクス株式会社 CTO
   要旨:スペインのスマートシティプロジェクトなどの事例を交え、昨今注目を浴びる「IoT」
      技術を使った簡単・手軽に環境モニタリングを行える最新センサーネットワークソ
      リューションと今後の「IoT」技術の可能性について解説します。

16:10-17:30 
   意見交換会 テーマ「GSCの新たな拡がり」
           モデレーター 御園生 誠氏 東京大学 名誉教授
           パネリスト  上記講師
                  井上悟志氏(経済産業省製造産業局機能性化学品室長)
参加費・懇親会費について 無料
募集人数 200 人