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イベント名 | ライフサイエンス技術部会/材料分科会 講演会 「ゲノム編集の動向」 |
日時 | 2015-09-10 14時00分~18時00分 |
場所 | 当協会会議室 |
概要 | 講演 14:00~17:00 シリーズタイトル:「ゲノム編集の動向」 (受付は13:30からです。) ご講演(1)14:00~15:30 〇 講師:広島大学大学院理学研究科数理分子生命倫理学専攻 教授 山本 卓 氏 演題:「ゲノム編集の基本原理と研究動向」 要旨: 近年、様々な生物種の標的遺伝子を改変する技術として、部位特異 的ヌクレアーゼを基盤とした“ゲノム編集”が注目されている。 ゲノム編集は、切断された標的遺伝子の修復過程を利用する技術で、 遺伝子破壊や外来遺伝子のノックインなど様々なタイプの改変が原理 的に可能である。 これまで使われていたZFNに加えて、標的配列選択の自由度が高く 作製の簡便なTALENが開発され、様々なモデル生物と培養細胞での 遺伝子破壊が報告されている。さらに2013年初め、第三世代の技術と してより簡便なCRISPR/Cas9システムが発表され、今後ゲノム編集は 生命科学研究の基盤技術となると予想されている。 本講演では、ZFNからTALEN、そしてCRISPR/Casへと展開してきた ゲノム編集技術研究の進展を紹介し、今後のこの技術の可能性につい て議論する。 ご講演(2)15:30~17:00 〇 講師:茨城大学農学部 教授 立川 雅司 氏 演題:「新しい育種技術(NBT)をめぐる国際的規制動向」 要旨: 新しい育種技術(New Breeding Techniques, NBT)に関して、特に 植物を中心としつつ、海外諸国(アメリカ、EU、豪州など)および 国際機関の関連政策の検討動向について概観する。また国内政策の 動きに関しても、可能な範囲で言及する。 基本的に海外諸国では規制のあり方に関してなお検討過程にある ものの、アルゼンチンでは事前相談手続きを導入するなど、非遺伝子 組換え作物として位置付ける例も生まれつつある。 懇親会 17:00~18:00 参加申込み:公益社団法人 新化学技術推進協会のホームページより お申込みください。 http://www.jaci.or.jp 申込み締切 9月9日(水) (定員になり次第、募集を締め切らせていただきます) |
参加費・懇親会費について | 参加費: 当日受付でお支払いください。 会員:無料(会員リスト:http://www.jaci.or.jp/member_group/) 上記以外:10,000円 懇親会費:無料 |
募集人数 | 80 人 |