特別フォーラム 『海外のオープンイノベーションの現状に学ぶ  ー日本への示唆は何かー 』の詳細


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イベント名 特別フォーラム 『海外のオープンイノベーションの現状に学ぶ  ー日本への示唆は何かー 』
日時 2015-08-03 13時00分~18時30分
場所 当協会会議室
概要  これまで特別フォーラムでは、化学産業の国際競争力強化のためにオープン・イノベーション視点で、
国内の取組みやドイツのインダストリー4.0など、幾度か展示・講演・意見交換を実施して来ました。
今後は、海外諸国のオープンイノベーションを知る機会を増やしていこうと考えます。
 今回は、ロシアやウクライナが自国のイノベーションモデルを変換する苦闘の理解を通して、
我が国への学びを抽出してみたいと思います。ご期待ください。
 その第一弾としてロシアの国策ファンド会社「ロスナノ」の取組みにお詳しい
大坪祐介氏を講師にお迎えします。
 併せて現在のロシアの最大懸念事項であるウクライナの情勢と、そのことが、ロシアの
ビジネスチャンスとリスクについてどのような影響を与えていおるのか、元駐ウクライナ大使の坂田東一氏から講演頂きます。
 恒例により第一部はポスター展示及び展示者によるショートプレゼンテーション、
第二部は講演及び意見交換会を準備しております。
皆様のご参加をお待ちしております。
                 
  第一部 13:00-14:30 ポスター展示・ショートプレゼンテーション


13:30-東京大学大学院工学系研究科 総合研究機構
東京大学は文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム事業に参加し、共用設備の利用を外部に開放している。プラットフォーム事業全体の概要、利用できる共用設備、測定事例、利用手順、利用実績などについて紹介します。
 
13:35-一般財団法人 日本宇宙フォーラム
全国の主要科学館と連携した情報提供活動「Spacei」や、学生教育プログラム「衛星設計コンテスト」など、日本宇宙フォーラムが取り組む普及・教育活動と国際会議やシンポジウム等の事務局運営業務についてご案内いたします。

13:40-NSマテリアルズ株式会社  
量子ドットは、従来の蛍光体に比べ約 1/1000 の粒子径を持つ微小な蛍光体で、粒子径を変えることで自在な色を作り出すことが可能です。NSマテリアルズの「高機能量子ドット」は、スマートフォン、タブレット、ノートパソコン、デジタルテレビなどの液晶ディスプレイの色再現性を飛躍的に向上し、消費電力の低減を実現します。
   
13:45-SBIインベストメント株式会社
SBIインベストメントはネット証券やネット銀行を運営するSBIホールディングスのベンチャーキャピタルです。直近の企業のオープンイノベーションの動向や取組事例の紹介と弊社の取組についてご紹介させて頂きます。

13:50-Light Polymers Inc.
ライト・ポリマー社は米シリコンバレーのナノ化学会社です。 LED照明やLCD/OLED、あるいは建材向けにユニークな特性を持つリオトロピック液晶を開発・販売します。 当社初の製品となるLED照明向け液晶波長変換フィルム(青→白)は、従来のシリコン波長変換フィルムに比べ低価格・高性能を実現、また白色LEDを使用した照明に比べ消費電力を30%削減することが可能です。

13:55-マイクロ波化学株式会社
電子レンジでも使われているマイクロ波を用い、革新的化学プロセスの実証・事業化を行っています。ターゲットは、液体から固体、気体までの化学反応であり、2014年には世界初のマイクロ波化学工場を立ち上げたので紹介します。

14:00- 文部科学省ナノテクノロジープラットフォームセンター
本事業では、最先端の研究設備とその活用のノウハウを有する25機関が一体となって、全国的な設備の共用体制を構築することにより、イノベーション創出に向けた強固な研究基盤を形成します。基本となる3つの技術領域(①微細構造解析、②微細加工、③分子・物質合成)を対象に、産学官の幅広い利用者に対して、最先端の計測、評価、加工設備の利用機会を高度な技術支援とともに提供します。全体調整や総合案内等を行うセンター機関(NIMS、JST)を中心に、異分野融合や産学官連携を推進します。JSTは全国の5地域に産学官連携推進マネージャーを配置し、JSTの研究情報リソースを共有・活用して、地域・地場産業に関連したユーザー開拓し、技術シーズ・ニーズのマッチングを行います。


  第二部 講演

  14:30-15:30〇 「ロシアのオープンイノベーション 
          -- 日本企業にとってのビジネスチャンスは?--」
      講師 大坪 祐介 氏 UMJロシアファンド マネージング・パートナー
      要旨 ロシアは国策ファンド会社「ロスナノ」を設立しナノテク関連のベンチャー企
         業に対し続々と投資を行っており日本企業にとってもその動向は関心の高いと
         ころです。その一方ウクライナとの対立を経て西側諸国による経済制裁等で、
         我が国にとって再び縁遠い国になりつつあります。隣国でありながら、その実
         態が知られていないロシアについてその経済状況の実情と、特にテクノロジー
         分野における最近の動向を解説いただきます。

  15:30-16:30〇 「ウクライナ情勢について」
      講師  坂田東一氏 前駐ウクライナ日本国特命全権大使
                (現日本宇宙フォーラム理事長)
      要旨 ウクライナは2013年11月下旬以降、政権交代、ロシアによるクリミア併
         合、東部の戦闘など「ウクライナ危機」といわれる状況になりました。
         今やこの「危機」は、国際社会の安全保障に係る最重要課題の一つです。
         これを受けて独でのG7サミット直前の6月6日には安倍首相が日本の首相
         として初めてウクライナを訪問しました。この「ウクライナ危機」の背
         景、実相、解決の見通し等について元大使としてのご体験から解説いた
         だきます。  
     
  16:30-17:30 意見交換会
         参加者 佐藤太郎氏(元産業革新機構 執行役員) 
             大坪祐介氏、坂田東一氏 他

  17:30-18:30 懇親会
参加費・懇親会費について 参加費  会員:無料  会員外:5000円
懇親会費 無料
募集人数 100 人