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イベント名 | ≪開催場所は高知大学になります≫エネルギー・資源技術部会 バイオマス分科会 高知大学 共催 講演会「バイオマス資源の探索・創生・開発および変換技術」 |
日時 | 2015-07-23 9時30分~12時00分 |
場所 | 高知大学朝倉キャンパス 総合研究棟会議室1(高知市曙町2-5-1) |
概要 | 講演会「バイオマス資源の探索・創生・開発および変換技術」 9:30~11:45 *受付は9:00~です* 講演(1) 9:30~10:15 講師: 種田 英孝 氏 日本製紙株式会社 主席研究員 演題:「製紙産業における木質資源の開発と課題」 要旨: 話題となっているバイオマスを活用する上で重要な、資源量と利用 効率性を中心に、木質資源の現状を紹介する。製紙産業において、 木質資源に対する研究開発について、木材成分をコントロールする ための遺伝子導入技術、同質の樹木を大量に培養するためのクローン 増殖技術などを中心に説明し、最後に現在の木質資源をめぐる課題を 紹介したい。 講演(2) 10:15~11:00 講師: 恩田 歩武 氏 高知大学教育研究部総合科学系複合領域科学部門 理学部附属水熱化学実験所 講師 演題:「触媒水熱法による多糖の加水分解および海藻バイオマス利用への応用」 要旨: バイオマス由来物質を、水熱反応と固体触媒を組み合わせた触媒水熱法 により、有用物資に効率的に変換することを目指している。例えば、 非結晶性セルロースの糖化に対して、スルホン化した活性炭(AC-SO3H) 触媒が有効であることを報告した。この触媒は、多糖・オリゴ糖の単糖化 に対して、強酸性イオン交換樹脂やゼオライトより高い触媒活性を示し、 硫酸より高い選択性を示す。最近、海藻固有多糖の触媒水熱法による 加水分解も検討しており、紹介する。 講演(3) 11:00~11:45 講師: 足立 真佐雄 氏 高知大学教育研究部自然科学系農学部門水族環境学研究室 教授 演題:「有用物質高生産型海産微細藻の探索・創生」 要旨: 無尽蔵ともいえる海水を利用して増殖可能な珪藻等を研究開発対象とし、 新規に開発した蛍光色素BODIPY505/515を用いた高速スクリーニング法 により既存の株より脂質生産能が高い株を確立しようとしている。 また、珪藻感染性ウイルスに由来する高発現型新奇プロモーターを見出す ことに成功し、これを用いた導入遺伝子を高発現可能な遺伝子改良技術 を開発した。現在、本技術を用いて海産珪藻の遺伝子改良に取り組んで いる。 |
参加費・懇親会費について | 参加申込み:公益社団法人 新化学技術推進協会のホームページよりお申し込み ください。 http://www.jaci.or.jp 申込み締切 7月21日(月) (定員になり次第、募集を締め切らせていただきます) 参加費: 無料 |
募集人数 | 40 人 |