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イベント名 | JSTさきがけ「分子技術と新機能創出」研究者とJACIとの交流会 |
日時 | 2015-05-13 14時00分~18時00分 |
場所 | 当協会会議室 |
概要 | JSTさきがけ「分子技術と新機能創出」研究者とJACIとの交流会(受付は13:30からとなります) 交流会 14:00~17:00 オープニング 14:00~14:20 JSTさきがけ研究総括 加藤 隆史 氏 東京大学 大学院工学系研究科 教授 JSTさきがけ「分子技術と新機能創出」研究領域のご紹介 講演(1) 14:20~14:50 講師:石井 宏幸 氏 筑波大学数理物質系 演題:大規模電子伝導シミュレーションの開発と分子性材料への応用 要旨:有機半導体を印刷塗布可能な電子デバイス材料として実用化するには、 キャリア移動度の更なる向上が必須で、様々な新規分子の開発が行われ ています。本講演では、これら分子性材料のマクロな伝導特性を原子・ 分子レベルから解析・予言できる大規模伝導計算法と、実際の分子性材 料への応用例を紹介します。 講演(2) 14:50~15:20 講師:齊藤 尚平 氏 名古屋大学物質科学国際研究センター 演題:動くπ共役骨格にもとづく材料機能の創出 要旨:本研究では分子の形状にあわせて発光色が変わる一連の「動く発光団」 を開発し、その環境応答性を可視化技術として応用しています。これに より、エポキシ樹脂の硬化や、フィルムにかかる応力といった物質の環 境変化をリアルタイムに肉眼で観察することに成功しました。この一連 の技術を「マテリアルイメージング」として紹介します。 休憩 15:20~15:30 講演(3) 15:30~16:00 講師:宍戸 厚 氏 東京工業大学資源化学研究所 演題:光分子配向に基づく機能性フィルムの創製と力学解析 要旨:フィルムの機能性付与と性能向上において、分子の配向制御は極めて有 効です。本講演では、光の強さを認識して配向する分子材料を紹介しま す。電極不要なスマートウィンドウや調光サングラスへの応用が期待で きます。さらに、フレキシブルデバイスやウェアラブルデバイスの開発 に有用なフィルムの歪み解析法を紹介します。 講演(4) 16:00~16:30 講師:楊井 伸浩 氏 九州大学大学院工学研究院 演題:フォトン・アップコンバージョン分子技術の現状と可能性 要旨:三重項―三重項消滅を利用したフォトン・アップコンバージョンはエネ ルギーからバイオまで幅広い分野での応用が期待されていますが、励起 光強度や空気中の安定性に問題があります。我々は分子集合体中の三重 項エネルギー拡散を用いる新しい手法によりこれらの問題の解決を目指 しており、その現状と今後の可能性について紹介します。 講演(5) 16:30~17:00 講師:藪 浩 氏 東北大学多元物質科学研究所 演題:カテコール基を有する新規ポリマーの合成と接着・還元能 要旨:接着や表面改質は材料作製プロセスにおいて非常に重要です。本研究で は多様な材料表面に接着するムール貝に発現し、接着性の起源であるカ テコール基を含む新規ポリマーの合成に成功しています。合成したポリ マーを無機ナノ粒子の表面改質やナノインプリントプロセスにおける接 着層として応用した例について紹介します。 なお、講演者情報につきましては下記のURLをご参照ください。 http://www.jst.go.jp/presto/moltech/researcher/index.html 懇親会 17:00~18:00 申込み締切 5月11日(月) (定員になり次第、募集を締め切らせていただきます) |
参加費・懇親会費について | 当日受付でお支払いください。 会員:無料(会員リスト:http://jaci.or.jp/about/page_06.html) 上記以外:10,000円 懇親会費:無料 |
募集人数 | 100 人 |