エネルギー・資源技術部会 バイオマス分科会講演会「小規模に活路!草から糖回収するための国産プロセスおよびシステムの開発」「産業用酵素の開発とセルラーゼの産業利用」の詳細


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イベント名 エネルギー・資源技術部会 バイオマス分科会講演会「小規模に活路!草から糖回収するための国産プロセスおよびシステムの開発」「産業用酵素の開発とセルラーゼの産業利用」
日時 2014-12-01 14時00分~17時00分
場所 当協会会議室
概要 講演会 14:00~17:00
*受付は13:30~です*

(1) 14:00~15:30 ○
講師: 徳安 健 氏
(独)農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所 
食品素材科学研究領域 糖質素材ユニット ユニット長

演題:「小規模に活路!草から糖回収するための国産プロセスおよびシステムの開発」

要旨: 米国、ブラジル等では、セルロース系バイオエタノール製造の大規模実証
が進みつつあり、あと数年で第二世代糖液の製造商用化に目途が立つもの
と期待が膨らむ。それに対して、我が国では、最大で年間6万トン程度の
国産繊維質原料を用いた、小規模な糖液製造技術の実用化を目指しており、
その実現のためには、原料特性や資源循環を考慮した高効率国産技術の
開発が鍵となる。本講演では、農林水産省委託プロジェクト研究で開発中
の、稲わらと資源作物を主原料とした国産原料の周年供給システム、そして
本システムを生かす小規模バイオエタノール製造プロセスについて、その
開発経緯、現状や将来展望を紹介する。

(2) 15:30~17:00 ○
講師: 中江 啓一 氏
ノボザイムズジャパン㈱ 研究開発部門 生産工学部 主任
眞野 弘範 氏
ノボザイムズジャパン㈱ 応用技術部 研究員

演題:「産業用酵素の開発とセルラーゼの産業利用」

要旨: 酵素とはなにか、また産業用酵素はどのように開発され産業界で利用されて
いるのか、本講演の前半では遺伝子工学や蛋白質工学により可能になった
酵素の大量生産、改質の実例を紹介する。後半ではセルラーゼの産業利用に
関する話題、商業規模の工場が稼動し始めたバイオマス由来のバイオエタ
ノール生産のみならず、澱粉由来のエタノール生産、洗剤、繊維、食品、
製紙など幅広い分野で利用されるセルラーゼの話題を提供したい。

懇親会 17:00~18:00
参加費・懇親会費について
募集人数 110 人