ライフサイエンス技術セミナー「日本と世界における再生医療」の詳細


申し訳ありませんが、受付は終了しました。


イベント名 ライフサイエンス技術セミナー「日本と世界における再生医療」
日時 2014-06-06 10時00分~18時00分
場所 当協会会議室
概要 ライフサイエンス技術部会 材料分科会では、再生医療について学んでいただくセ
ミナーを企画いたしました。
 企業での新人教育や、中堅研究者や企画担当者の研修機会として積極的に活用して
いただきますよう御案内します。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
 また、関係部署にもご案内いただけますようお願い申しあげます。

講師: 独立行政法人国立成育医療研究センター 
       副所長 再生医療センター長      梅澤 明弘 氏

プログラム:

    (1) 10:00~11:00   再生医療の現状
    (2) 11:00~12:00   再生医療に関わる規制
        昼食
    (3) 13:00~14:30   細胞評価
        休憩
    (4) 14:45~16:15   再生医療製品と再生医療技術
    (5) 16:15~17:00   まとめ、質疑応答
    (5) 17:00~18:00   懇親会

内容:

(1) 再生医療の現状
   我が国において、低分子医薬品(化成品)、抗体製剤等に加え、細胞製剤な
  いしは再生医療製品が注目を浴びている。我が国の胚性幹細胞研究及び体性幹
  細胞研究が発生学とあいまって、世界をリードしている一面があり、その面か
  らも再生医療における期待が大きいところがある。

(2) 再生医療にかかる規制
   平成25年に再生医療三法が成立した。「再生医療を国民が迅速かつ安全に受
  けられるようにするための施策の総合的な推進に関する法律」、「再生医療等
  の安全性の確保等に関する法律」、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び
  安全性の確保等に関する法律」が公布された。これらの三つの法律は、再生医
  療の発展につながる。

(3) 細胞評価
   ヒトES細胞由来加工医薬品の品質管理にかかる要素技術からなる細胞評価シ
  ステムについて紹介したい。

(4) 再生医療製品と再生医療技術
   ヒトES細胞製剤を用いた臨床試験が開始されている。米国において、Geron社
  が2010年10月11日、ES細胞由来のオリゴデンドロサイト前駆細胞製剤「GRNOPC1」
  の臨床試験を脊髄損傷の患者に開始した。また、米Advanced Cell Technology
  (ACT)社が、ヒトES細胞を用いた加齢黄斑変性症及びスタッガード病の治療に
  ついて、米国FDAから新薬治験申請(IND)の許可を得、米UCLAをはじめとする
  複数の医療機関で、フェーズI/IIを行い、有効性が明らかになったと報告され
  ている。我が国における再生医療技術を含めて概説したい。

申込み締切 6月4日(水)
   (定員になり次第、募集を締め切らせていただきます)
参加費・懇親会費について 参加費: 当日受付でお支払いください。
     会員:無料(会員リスト:http://www.jaci.or.jp/about/page_06.html)
     コラボレーションメンバー:無料
     上記以外:10,000円
懇親会費:無料
募集人数 50 人