ライフサイエンス技術部会 反応分科会講演会 「進化工学と進化に基づく新たな酵素機能、代謝機能の創出」の詳細


申し訳ありませんが、受付は終了しました。


イベント名 ライフサイエンス技術部会 反応分科会講演会 「進化工学と進化に基づく新たな酵素機能、代謝機能の創出」
日時 2014-06-11 14時00分~18時00分
場所 当協会会議室
概要 講演 「進化工学と進化に基づく新たな酵素機能、代謝機能の創出」

  (1) 14:00~15:30 〇

  講師:千葉大学大学院工学研究科 共生応用化学専攻 
                         准教授  梅野 太輔 氏

  演題:「代謝ネットワークの進化デザイン」

  要旨:進化分子工学(Directed Evolution)はタンパク質や核酸などの機能の
    改変や向上の優れた手法であり,様々な分野で応用されている。どんなに
    複雑で精妙な生命現象も,これら生体高分子の機能の集積のうえに成り立
    っている。つまり,システマチックに進化工学を展開すれば,どんな機能
    も進化デザインできるはずである。
    本講演では,進化分子技術をどう使えば,新規な物質への生合成経路や人
    工の制御回路など,複数の分子の恊働機能を歩留まりよく生み出せるかに
    ついて,例を挙げつつ議論したいと思います。
  
  (2) 15:30~17:00 〇

  講師:東京薬科大学 生命科学部応用生命科学科
                         教授   山岸 明彦 氏

  演題:「進化工学と進化に基づく酵素耐熱化と低温活性化」

  要旨:進化工学は大変強力な手法である。本発表では、好熱菌を宿主として用
    いた酵素の耐熱化と大腸菌を用いた酵素の低温活性化についてまず紹介す
    る。さて、もうひとつ全く別の方法を本研究室では開発した。その方法は、
    酵素の系統樹を作成して、祖先生物が持っていた配列を推定するという方
    法である。推定した祖先配列を現存酵素に変異導入することによって耐熱
    性を上昇することができる。また、逆に低温生物の配列を好熱菌酵素に変
    異導入する事によって、低温活性化することも出来る。これらの方法を実
    施例を含めて紹介する。
  
懇親会 17:00~18:00

申込み締切 6月9日(月)
     (定員になり次第、募集を締め切らせていただきます)
参加費・懇親会費について 参加費: 当日受付でお支払いください。
       会員:無料(会員リスト:http://jaci.or.jp/about/page_06.html)
       コラボレーションメンバー:無料
       上記以外:10,000円
懇親会費:無料
募集人数 100 人