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イベント名 | 先端化学・材料技術部会 コンピュータケミストリ分科会『高分子材料シミュレーション-OCTA活用事例集』出版記念講演会 |
日時 | 2014-03-07 13時00分~19時00分 |
場所 | 当協会会議室 |
概要 | 《プログラム》 13:00~13:10 挨拶 〇 山本 隆 氏 山口大学理学部物理・情報科学科 教授 13:10~13:30 『高分子材料シミュレーション-OCTA活用事例集』の紹介 〇 青柳 岳司 氏 高分子調査・研究WGリーダー (旭化成) 13:30~14:30 講演(1) 〇 講師:増渕 雄一 氏 京都大学化学研究所 複合基盤化学研究系分子レオロジー研究領域 准教授 演題:「高分子レオロジーのシミュレーションの現状と今後の課題」 要旨:高分子のレオロジーを分子構造から求めるには分子運動を予測する必要がある。 ところが高分子は分子量が巨大で緩和時間が長大なために分子動力学法では扱うことが 実用上困難である。そこで計算負荷を削減するため、いくつかの原子を1つの計算要素と する粗視化が用いられる。粗視化において、系の平衡構造を担保する方法は確立されて いるが、系の運動を担保する方法は理論的には未確立である。このため管模型のように 成功している例もあるが様々な限界も見え始めている。本講演ではこのような現状と 課題をまとめる。 14:30~14:50 休憩 14:50~15:50 講演(2) 〇 講師:山本 量一 氏 京都大学大学院 工学研究科化学工学専攻化学工学基礎講座 教授 演題:「コロイド/微粒子分散系の直接数値シミュレーション:KAPSELの方法と応用」 要旨:我々のグループで開発しているKAPSEL(粒子表面の境界条件にSPMを実装したコロイド 分散系の直接数値シミュレータ)の原理を概説し、各種コロイド分散系や微生物系への 応用事例について紹介する。KAPSELではコロイド粒子周りの溶媒やイオンの運動を流体 力学に基づいて正確に解いており、各種外力の下で発生する複雑な動的現象の解析に 適している。現状で計算可能な適用範囲を示すとともに、今後の開発計画についても 議論したい。 15:50~16:50 講演(3) 〇 講師:土井 正男 氏 北京航空航天大学 教授 演題:「OCTAの目指すもの:現状と展望」 要旨:OCTAが公開されてから12年が経過した。OCTAはたくさんの人に支えられて発展してきて おり、OCTA本の出版はその証である。これを機会にOCTAの原点にもどって、我々が何を 目指してきたのか、これから何をなすべきか考えてみたい。 17:00~19:00 懇親会 申込締切り:3月5日(水) |
参加費・懇親会費について | 参加費:当日受付でお支払いください。 会員:無料(会員リスト:http://www.jaci.or.jp/about/page_06.html) コラボレーションメンバー:無料 上記以外:10,000円 懇親会費:無料 |
募集人数 | 100 人 |