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イベント名 | 環境技術部会 講演会 「二酸化炭素の回収、貯留、有効利用に関する最新の技術開発動向と法制化・規制の流れ」 |
日時 | 2013-08-02 14時30分~18時30分 |
場所 | 当協会会議室 |
概要 | 講演 「二酸化炭素の回収、貯留、有効利用に関する最新の技術開発動向と法制化・規制の流れ」 (受付は14:30からとなります) (1) 14:30~15:30 ◯ 演題:「炭酸ガス回収技術の最新動向」 講師:公益財団法人 地球環境産業技術研究機構 化学研究グループ 主席研究員 東井 隆行 氏 要旨:地球環境産業技術研究機構(RITE)は、地球環境問題に対する革新的な 環境技術開発の一環として、地球温暖化防止技術のひとつである二酸化 炭素(CO2)の回収貯留(CCS)技術の開発に取り組んでいる。本講演では、 CO2回収技術について、RITEの研究成果や最新の技術動 向を解説すると ともに、CCSの国際標準化(ISO)、法制化の動向について概説する。 (2) 15:30~16:30 ◯ 演題:「CO2地中貯留 地球温暖化対策技術としての現状と今後」 講師:独立行政法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センター 地圏資源環境研究部門 上級主任研究員 奥山 康子 氏 要旨:CO2回収・貯留技術体系(CCS)は,地球温暖化に対する即効策とされ,IPCC が2005年に特別報告書を出したことから世界的に注目されるようになった. わが国は他の先進諸国同様に有数のCO2排出国であり,長年,立地条件を生か した海洋中~深層への貯留技術開発を進めてきたが,ロンドン条約発効により 地中貯留へ対象を変えることとなった.現在,北海道苫小牧沿岸で実用規模 に準ずるCO2地中貯留実証試験が進められつつある.国際的にも技術実用化に 向けた環境整備が進むが,2008年のリーマンショック以降の経済情勢のもと, 貯留の方向に変化が起きつつある. (3) 16:30~17:30 ◯ 演題:「炭酸ガスを化学原料とする技術」 講師:東京理科大学 工学部 工業化学科 教授 杉本 裕 氏 要旨:二酸化炭素は、地球温暖化に関連しているかもしれないことから、その 潜在的な有用性にもかかわらず、不要なもの・悪いものという印象をもたれ ている。その一方で、光合成による二酸化炭素の糖類への変換が、地球上の 生命活動の根源となっている。本講演では、地球温暖化問題と化石資源枯渇 問題の解決に、直接的に寄与することが期待される、二酸化炭素の化学的 利用に関する技術を概観し、実例を挙げて紹介する。 懇親会 17:30~18:30 申込み締切 7月30日(火) (定員になり次第、募集を締め切らせていただきます) |
参加費・懇親会費について | 参加費: 当日受付でお支払いください。 会員:無料(会員リスト:http://www.jaci.or.jp/member_group/) コラボレーションメンバー:無料 上記以外:10,000円 懇親会費:無料 |
募集人数 | 100 人 |