ライフサイエンス技術部会 材料分科会講演会 「生体分子の高度利用に向けて ― 新規生理活性ペプチド、クリプタイドとペプチドナノチューブを例に―」の詳細


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イベント名 ライフサイエンス技術部会 材料分科会講演会 「生体分子の高度利用に向けて ― 新規生理活性ペプチド、クリプタイドとペプチドナノチューブを例に―」
日時 2013-04-10 14時00分~18時00分
場所 当協会会議室
概要 講演 「生体分子の高度利用に向けて ― 新規生理活性ペプチド、クリプタイドとペプチドナノチューブを例に―」(受付は13:30からとなります)

  (1) 14:00~15:30

  演題:「クリプタイド:タンパク質構造に隠された一群の新しい
      生理活性ペプチド  -その生体機能と産業的応用-」

  講師:長浜バイオ大学バイオサイエンス学部ペプチド科学研究室
                  准教授  向井 秀仁 氏

  要旨:タンパク質が切断されることにより生じるペプチドは、我々のからだ
    においてホルモンやサイトカイン、神経伝達物質などとして構成する細胞
    ・組織間の情報の受け渡しに最も重要な役割を果たしている因子群の一つ
    です。本講演では、最近我々が発見したタンパク質の配列に隠された一群
    の新しい生理活性ペプチド、クリプタイドおよびそれらが形作る新しい
    生体調節機構について、我々の研究成果をご紹介させていただくとともに、
    これらと疾病との関係ならびに医薬や機能性食品の開発への応用について
    議論させていただきたいと思います。

  (2) 15:30~17:00

  演題:「ペプチドナノチューブの人工デザイン  -新機能バイオ材料の
      創製を目指して-」

  講師:神戸大学大学院理学研究科
                准教授  田村 厚夫 氏

  要旨:ペプチド(タンパク質)は生体内で様々な機能を担っているが、私共
    はこれら自然界での機能にとどまらず、より高い機能、新しい機能、及び
    特別な構造体を求め、人工的にデザインしたペプチド分子およびその集合
    体であるペプチドナノチューブを創製してきた。新機能の例としては、
    レアメタルとの選択的結合、蛍光物質や薬物などの包含、導電性の付与
    など多岐に渡る。また、構造体としても中空ナノチューブやフラーレン様
    構造の形成に成功している。自然素材で環境調和型材料に分類されるこれ
    らを用い、ナノワイヤーの形成基材、センサー材料、及び物質輸送体など
    としての応用を目指したい。

懇親会 17:00~18:00

申込み締切 4月7日(日)
     (定員になり次第、募集を締め切らせていただきます)
参加費・懇親会費について 参加費: 当日受付でお支払いください。
       会員:無料(会員リスト:http://www.jaci.or.jp/member_group/)
       コラボレーションメンバー:無料
       上記以外:10,000円
懇親会費:無料
募集人数 100 人