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イベント名 | ライフサイエンス技術部会 材料分科会講演会 「バイオミメティクス(生物模倣)」 |
日時 | 2012-11-19 14時00分~18時00分 |
場所 | 当協会会議室 |
概要 | 講演 「バイオミメティクス(生物模倣)」 (受付は13:30からとなります) (1) 14:00~15:30 演題:「生物多様性がもたらす、技術革新へのパラダイムシフト:生物規範工学」 講師:東北大学 原子分子材料科学高等研究機構 多元物質科学研究所 教授 下村 政嗣 氏 要旨:生物模倣(Biomimetics)の重要性は古くから指摘されていたが、今世紀 になって新たな研究開発の潮流が世界的に注目されはじめている。その背景 には、ナノテクノロジーの飛躍的な展開と、資源・エネルギー・環境など 「持続可能性」への問題提起がある。生物多様性は進化・適応の結果であり、 「生物の技術」とも言うべき技術体系には、「人間の技術体系」とは異なる パラダイムがあり、持続可能性に向けた技術革新をもたらす。 (2) 15:30~16:15 演題:「生物に学ぶ可逆的な接合技術 」 講師:独立行政法人 物質・材料研究機構 ハイブリッド材料ユニット グループリーダー 細田 奈麻絵 氏 要旨:我々の身の回りで生活している虫や爬虫類などの小さな生き物は、新材 料開発のアイデアとなるような優れたしくみを持っている。我々が注目し ているのは小さな生き物が進化させた様々な表面に対する接着のしくみで ある。本講演では、虫や爬虫類の接着性アタッチメントの特徴、接着特性、 生物模倣技術の現状などについて解説する。 (3) 16:15~17:00 演題:「蛾の目にあった反射防止のヒント:モスアイフィルムの開発」 講師:三菱レイヨン株式会社 横浜先端技術研究所 リサーチフェロー 魚津 吉弘 氏 要旨:モスアイ型反射防止フィルムは蛾の目を模倣したバイオミメティクス材料 であり、表面に微小突起構造を形成したフィルムである。その特徴は可視光 全波長域での反射を防止すること並びに角度依存性が少ないことがあげられ る。アルミニウムを陽極酸化する際に自己組織的に形成されるアルミナナノ ホールアレイが曲面上に形成できるという特徴を活かし、大型ロール金型を 作製し、ロールツーロールによるモスアイフィルムの連続賦形検討を進めて いる。 懇親会 17:00~18:00 |
参加費・懇親会費について | 参加費: 当日受付でお支払いください。 会員:無料(会員リスト:http://www.jaci.or.jp/member_group/) コラボレーションメンバー(主催技術部会登録の方):無料 コラボレーションメンバー(上記以外の方):5,000円 上記以外:10,000円 懇親会費:無料 |
募集人数 | 100 人 |