ライフサイエンス技術部会・材料分科会 講演会「「モチーフ・プログラミング」研究の活用例」、「酵素反応を活用した翻訳後タンパク質修飾法の開発と応用」の詳細


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イベント名 ライフサイエンス技術部会・材料分科会 講演会「「モチーフ・プログラミング」研究の活用例」、「酵素反応を活用した翻訳後タンパク質修飾法の開発と応用」
日時 2012-10-10 14時00分~18時00分
場所 当協会会議室(受付13:30より)
概要 講演(1) 14:00~15:30

  演題:「モチーフ・プログラミング」研究の活用例

  講師:公益財団法人がん研究会 がん研究所 蛋白創製研究部 部長
                       芝 清隆 氏

  要旨:モチーフとは「何らかの活性に関連づけられた短いアミノ酸配列」のこと
    で、ようするに活性のあるペプチドと考えてもらってよい。モチーフは天然
    タンパク質の部分配列として定義されることもあれば、人工的に創製された
    りもする。「活性Aをもったモチーフ」と「活性Bをもったモチーフ」を連結
    して、「活性AとB」をもった人工分子(ペプチド)などといった感じで、活
    性のブロック単位として用いることができる。目的に応じて必要なブロック
    を必要なだけ組み合わせて、人工分子を創製するのが「モチーフ・プログラ
    ミング」研究で、その実際例をいくつか紹介する。

講演(2) 15:30~17:00

  演題:「酵素反応を活用した翻訳後タンパク質修飾法の開発と応用」

  講師:九州大学 未来化学創造センター 教授
                       神谷 典穂 氏

  要旨:合成分子や固相担体とタンパク質を組み合わせ、その高機能化や安定化、
    新しいバイオ材料の創製を志向する際、部位特異的なタンパク質修飾技術
    が鍵を握ることがある。我々は、分子レベルでの厳密さと、対象タンパク
    質に対する汎用性を兼ね備えた部位特異的タンパク質修飾法として、酵素
    反応を活用する手法に着目して検討を進めている。本講演では、基質の分
    子設計に基づく翻訳後タンパク質修飾法の開発と応用について、トランス
    グルタミナーゼとペルオキシダーゼを用いたバイオコンジュゲーションに
    関する最新の成果を紹介する。

懇親会 17:00~18:00
参加費・懇親会費について 参加費: 当日受付でお支払いください。
      会員:無料(会員リスト:http://www.jaci.or.jp/member_group/)
      コラボレーションメンバー(主催技術部会登録の方):無料
      コラボレーションメンバー(上記以外の方):5,000円
      上記以外:10,000円

懇親会費:無料
募集人数 100 人