申し訳ありませんが、受付は終了しました。
イベント名 | 環境技術部会 講演会 「水とCO2からの有機物(ギ酸)の直接光合成」「水素貯蔵を指向したエネルギー効率の高い二酸化炭素/ギ酸の相互転換触媒の開発」「超臨界CO2を利用した材料の機能化」 |
日時 | 2012-06-07 14時30分~18時50分 |
場所 | 当協会会議室 |
概要 | 講演(1)2:30~3:30pm *受付は2:00~pmです。* 講師:梶野 勉 氏 豊田中央研究所 先端研究センター 光エネルギー貯蔵プログラム 主席研究員 演題:「水とCO2からの有機物(ギ酸)の直接光合成」 要旨:化石資源に代わるエネルギー問題、CO2排出による環境問題を解決する 手段として、腑存量の大きい太陽エネルギーを利用して、無尽蔵にある水 とCO2を原料に有機物(燃料、化学原料)を合成する人工光合成が注目され ている。講演では、半導体と金属錯体触媒を組合わせることにより高い選 択性を有する新しいコンセプトのCO2還元光触媒を開発し、さらに、これと 水の酸化光触媒を連結したタンデム型光反応セルを用いて、常温、常圧条 件下、太陽光により水とCO2のみを原料として有機物(ギ酸)の合成に成功し た研究について紹介する。 講演(2)3:30~4:30pm 講師:姫田 雄一郎 氏 産業技術総合研究所 エネルギー技術研究部門 太陽光エネルギー変換グルー プ 主任研究員 演題:「水素貯蔵を指向したエネルギー効率の高い二酸化炭素/ギ酸の相互 転換触媒の開発」 要旨:プロトン応答型イリジウム触媒を用いた二酸化炭素/水素とギ酸の相互 変換反応による水素貯蔵と、その触媒設計の基本概念について紹介する。 このプロトン応答型触媒は、常温常圧の水中で二酸化炭素の水素化によるギ 酸の生成と、ギ酸の脱水素化による一酸化炭素を含まない高圧水素の供給を 反応溶液のpHによって制御することができる。この高い触媒性能は、触媒配 位子上に生成するオキアニオンの電子効果と配位能によるものと考えている。 講演(3)4:40~5:40pm 講師:猪股 宏 氏 東北大学工学研究科附属超臨界溶媒工学研究センター 教授 演題:「超臨界CO2を利用した材料の機能化」 要旨:超臨界流体は、一般には「気体と液体の中間の特性を有する」とされて いるが、感覚的には「さらさらした高密度流体」が適当な表現と考えられる。 超臨界CO2も、そのような性質を利用した応用技術が研究されている。今回 は、多孔質材料に対する応用として、超臨界CO2の高い浸透性と低界面張力 を利用した「テンプレート除去」「表面改質」「担持触媒調整」について、 また水との非相溶性と高い膨張性を利用した「CO2/Waterエマルションを利 用した超微粒子紛体調整法」について当研究室における研究事例を紹介する。 懇親会 5:50~6:50pm |
参加費・懇親会費について | 参加費: 当日受付でお支払いください。 会員:無料(会員リスト:http://www.jaci.or.jp/member_group/) コラボレーションメンバー(主催技術部会登録の方):無料 コラボレーションメンバー(上記以外の方):5,000円 上記以外:10,000円 懇親会費:無料 お問い合わせ先:新化学技術推進協会 事業部 event@jaci.or.jp |
募集人数 | 100 人 |