
イベント名 | 「次世代計算化学技術セミナー」2023年度 年間登録会員募集 |
日時 | 2023-09-30 14時00分~17時00分 |
場所 | JACI会議室およびオンライン |
概要 | 各 位 (公社)新化学技術推進協会 先端化学・材料技術部会 部会長 コンピュータケミストリ分科会主査 次世代CCWGリーダー 牛島 知彦 先端化学・材料技術部会 コンピュータケミストリ分科会 次世代CCWG 「次世代計算化学技術セミナー」2023年度参加者募集のご案内 次世代コンピュータケミストリWG(次世代CCWG)では企業での主に量子化学計算を用いた分子計算を活用した研究開発の推進を目標とし、それらの研究者・技術者が技術を学ぶ場として「次世代計算化学セミナー」を開催しています。 1.期間 2023年7月~2024年6月 (原則として毎月第2金曜日午後を予定) 2.技術セミナー形式 毎月1回、月度例会 (適宜、外部講師による講演会を同日開催)。 および、持ち帰り課題の実施。 3.場所 当協会会議室およびオンライン 4.内容 量子化学計算などの計算化学は機器とソフトウエアの進歩で使いやすくなってきているが、実務に用いるにはソフトウエア機能の理解や理論的理解、さらに計算ノウハウも必要であり実用するには敷居が高いところがあります。本WGでは業務適応事例や最近の関連技術の進歩に対する対応にかかわる疑問点や問題点を共有化し解決することを目的に発足しています。 主にGaussianを用いて活動していますがGAMESS、NWChemなどの主に分子を扱うab initio量子化学計算、またVASPやquantum ESPRESSOなどの主に結晶・固体系などを扱う平面波第一原理系の量子化学計算なども扱っています。内容としては電子材料、発光材料、光学材料、電池材料、固体触媒、金属錯体触媒、反応機構解析、スペクトル解析(IR、Raman、UV/Vis、NMR等)、熱力学物性値推算などを扱い、文献や成功や失敗事例等もセミナー形式等で共有化し化学反応の計算や化合物の物性推算法などを行えるようにいたします。またSAC-CIやCCSD(T)、CAS-SCF、CASPT2等々の計算ノウハウを要する諸計算手法や、ONIOM、DFTB、反応力場法等々の相対的に情報が少ない計算手法のやり方の調査や情報共有なども行います。またMaterials Informaticsで用いられる量子化学計算のプログラム制御法なども取り扱います。企業にて諸分子計算化学の計算技術を学び磨きたい方々の参加をお待ちしています。 一方で新規計算手法の検証や導入、データサイエンスとの連携方法など、分子計算の最新トピックの技術導入も共有して進めていきます。 技術顧問として大阪大学・太田浩二招へい教授、横浜市立大学・山下晃一特任教授、中央大学・森寛敏教授にご参加頂きご指導いただきます。 WSは1回/月で行い、隔月で最先端の計算化学を推進されている先生をお呼びし、JACI内公開のご講演を頂きます。 また、本年度は基礎講座としてquantum ESPRESSOを用いて第一原理計算に関する各種理論講義や計算実習等を計画しています。初めて計算される方々の受講も考慮した講座なので,固体表面反応やバンド計算などの固体物性計算を学びたい方はぜひこの機会にご参加下さい。また新期(7月)からの参加だとスムーズに入り易いですが、期中からの参加も歓迎致します。 6.募集要領 (1) 定員 40名程度 (2) 資格 会社または大学・官公庁に所属し、研究開発に携わる実験及び計算化学者 (3) 年参加費 ・当協会会員およびコラボレーション・メンバー:無料 (会員リスト:http://www.jaci.or.jp/about/page_06.html ) ・その他:51,000円/1名 (年参加費は初回の体験参加後に、正式メンバーとなる場合にお支払いください) (4) 申込方法 (2022年度登録者の方も改めてお申込み下さい) ・本ページ最下行の[申し込み]からお願いします。 ※ご不明な点、ご質問などは event@jaci.or.jpまでメールでお問い合わせ下さい。 ※※例会の案内は別途掲示しますので、年間参加登録を行った後に、HPから例会の参加申込みをしてください。 |
参加費・懇親会費について | |
募集人数 | 40 人 |