第1回GSCイノベーションプラットフォーム出版記念シンポジウム ~分離工学の革新がカーボンニュートラルにいかに貢献するか~の詳細


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イベント名 第1回GSCイノベーションプラットフォーム出版記念シンポジウム ~分離工学の革新がカーボンニュートラルにいかに貢献するか~
日時 2022-04-15 13時30分~17時45分
場所 web方式
概要 第1回GSCイノベーションプラットフォーム出版記念シンポジウム
~分離工学の革新がカーボンニュートラルにいかに貢献するか~


新化学技術推進協会ではGSC(グリーン・サステイナブルケミストリー)活動の一環として
産学官連携による「イノベーションのゆりかご」となる新たな議論の場として
GSCイノベーションプラットフォーム(GSC-IPF)を設立しました。
GSC-IPFでは化学プロセスにおいて重要な位置を占める分離工学を軸に、
産学官によるメンバーで議論を重ねて参りました。
この度、その成果を背景に制作した書籍の発刊を記念し、
分離工学がカーボンニュートラルに果たす役割を議論するために、
下記の通りシンポジウムを開催することとしました。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

●スケジュール

13:30-13:40 来賓挨拶 島田 広道 氏 
             国立研究開発法人 産業技術総合研究所 特別顧問・名誉リサーチャー

13:40-14:20 松方 正彦 氏 
        早稲田大学 理工学術院 先進理工学研究科 応用化学専攻 教授
「分離工学が築く2050年の未来」
2050年カーボンニュートラル社会を目指すにあたって、革新的なエネルギー変換・化学品製造プロセスが必要である。
このためには、二酸化炭素を含む資源循環による原料転換はもちろんのこと、プロセスの消費エネルギーの大幅な削減が必要であり、分離工学の革新が必要である。

14:20-15:00 川尻 喜章 氏
        名古屋大学大学院工学研究科 物質プロセス工学専攻 教授 
「発展が期待される二酸化炭素分離回収技術」
脱炭素化という新しい価値観が全世界で生まれようとしている中、分離工学の発展に寄せられる期待は大きい。
本講演では、特に二酸化炭素分離回収においてイノベーションをもたらすために必要と考えられる研究開発と
人材育成について述べるとともに、講演者が米国および日本で行った技術開発の現状と展望についても紹介する。

(休憩) 

15:10-15:50 小島 秀藏 氏 
        日揮ホールディングス株式会社 サステナビリティ協創部 オープンイノベーションチーム チームリーダー 
「化成品原料のサステナブル化と分離工学」
ゼロエミッションを達成するためにはエネルギーだけではなく製品のサステナブル原料化も割合は小さいながら大切な観点である。
今回は化成品を中心としたサステナブル原料化を俯瞰するとともに必要とされるプロセスを検討することとしたい。

15:50-16:30 山口 猛央 氏 
        東京工業大学 科学技術創成研究院 化学生命科学研究所 教授 
「2050年から考える必要技術 〜分離技術を中心に〜」
2050年には地球温暖化が深刻となり、水不足、後期高齢化社会への対応も迫られる。
これら課題解決には、分離技術およびその関連技術も重要な技術の一つとなる。
あるべき2050年の社会を設定し、バックキャストから必要な技術を考え、
エネルギー、カーボンリサイクル、水、医療・医薬技術を議論したい。


16:35-17:35 パネルディスカッション「分離工学がカーボンニュートラルに貢献した未来(仮題)」 
モデレーター:遠藤 明 氏 
        国立研究開発法人産業技術総合研究所 化学プロセス研究部門 研究部門長
パネリスト:松方 正彦 氏、川尻 喜章 氏、小島 秀藏 氏、山口 猛央 氏
       
17:40-17:45 閉会挨拶 髙橋 武秀 公益社団法人 新化学技術推進協会 専務理事

●書籍紹介
「化学技術のフロンティアシリーズ① サーキュラー・バイオエコノミーを支える分離技術」
https://contendo.jp/store/bookway/Product/Detail/Code/J0010380BK0122370001/

●申込者には後日ZOOMの招待状が届きます。
 当日配布資料はありません。


参加費・懇親会費について 参加費 無料
募集人数 300 人