<<<関西での開催です>>> 環境技術部会講演会:「エネルギー・環境問題にチャレンジする超臨界・亜臨界水技術」、「自然環境と人間生活に現れている水の特異な性質」、「水の不凍化」の詳細


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イベント名 <<<関西での開催です>>> 環境技術部会講演会:「エネルギー・環境問題にチャレンジする超臨界・亜臨界水技術」、「自然環境と人間生活に現れている水の特異な性質」、「水の不凍化」
日時 2012-01-25 1時45分~6時30分
場所 キャンパスプラザ京都 4F第4講義室(講演会)2Fホール(懇親会)
概要 【開催場所住所】京都市下京区西洞院通塩小路下る(ビックカメラ前、JR京都駅ビル駐車場西側)
   URL:http://www.consortium.or.jp/contents_detail.php?co=cat&frmId=585&frmCd=14-3-0-0-0

講演会

講演(1)1:45~2:45pm

講師:佐古 猛 氏
    静岡大学 創造科学技術大学院 教授

演題:「エネルギー・環境問題にチャレンジする超臨界・亜臨界水技術」

要旨:21世紀の化学産業では、有害な有機溶媒の代わりに安全で
  環境への負荷がない超臨界・亜臨界水あるいは過熱水蒸気を用いる
  新しい産業技術の開発が不可欠である。ここでは高温・高圧の水の
  ユニークな性質を紹介すると共に、水を用いて陸生や海洋
  バイオマスから再生可能エネルギーを生産する技術、プラスチック
  等の廃棄物をリサイクルする技術、有害物質を分解・無害化する
  技術、天然物中の有用成分を加水分解・抽出する技術を説明する。

講演(2)2:45~3:45pm

講師:吉野 輝雄 氏
    国際基督教大学 名誉教授

演題:「自然環境と人間生活に現れている水の特異な性質」

要旨:水は単純な構造を持つありふれた物質であるが、67の異常な
  性質を持っているとM. Chaplinは言う。その水の特異な性質と挙動が
  自然環境をつくり、生命活動、人間生活と深く結びついているが、
  多くの人は当たり前の事として見ている。自然科学的にもまだ謎を
  秘めている水の不思議について、水の構造・物理化学的性質に
  基づいて考えてみたい。また、水無くしては生きられない人間の
  水とのつき合い方についても考えてみたい。

講演(3)3:45~4:45pm

講師:藤川 清三 氏
    北海道大学 名誉教授

演題:「水の不凍化」

要旨:水の凍結は、凍結制御物質である、氷核形成物質、氷晶成長
  阻害物質および氷核形成阻害物質によりコントロールできる。
  このうち氷核形成阻害物質は水の過冷却度を増進させて、氷点下
  温度でも水を凍り難くする物質である。講演者は植物中の特殊な
  細胞が、-40℃の低温でも過冷却により細胞内の水分を液体状態で
  保つメカニズムの研究から、細胞内に過冷却促進物質が存在する
  ことを明らかにし、多くの過冷却促進物質を同定した。講演では、
  過冷却促進物質の発見にいたる研究経過を述べるとともに、
  これまでに同定した50種類を超える過冷却促進物質の産業的応用
  の可能性を示す。

懇親会 5:00~6:30pm
参加費・懇親会費について 参加費: 当日受付でお支払いください。
    会員:無料 (会員リスト:http://www.jaci.or.jp/member_group/index.html)
    コラボレーションメンバー(主催技術部会に登録の方):無料
    コラボレーションメンバー(上記以外の方):5,000円(登録技術部会以外の方)
    上記以外の方:10,000円

懇親会費: 無料
募集人数 90 人