申し訳ありませんが、募集人数に達しましたので募集を締め切らせていただきます。
イベント名 | 環境技術部会 講演会「気候変動対策の切り札!CO2固定化技術の最前線」 (開催延期) |
日時 | 2020-04-08 13時40分~17時00分 |
場所 | JACI会議室 |
概要 | 【新型コロナウイルス感染防止対策のため開催を延期します】 (1)13:40~14:40 ○ 講師:余語 克則 氏 公益財団法人 地球環境産業技術研究機構 化学研究グループ 副主席研究員 演題:「二酸化炭素回収・有効利用・貯留技術開発(CCUS)の動向」 要旨: 昨年6月にCO2を燃料や原料として利用するカーボンリサイクルについての技術 ロードマップが策定され、地球温暖化対策としての二酸化炭素回収・有効利用・ 貯留技術開発(CCUS: Carbon Capture, Utilization & Storage)技術は早期の 実用化が期待されている。本講演では、の最新の動向とRITEで開発中のCO2分離回収 技術(化学吸収法、固体吸収法、膜分離法)の実用化に向けた取り組み、 今後の展開について報告する。 (2)14:50~15:50 ○ 講師:稲垣 冬彦氏 神戸学院大学 薬学部 教授 演題:「Direct Air Capture (DAC): CO2選択的アミン系吸収剤」 要旨: 大気中のCO2を回収するDAC(Direct Air Capture)技術が注目を集めています。 DACではCCS(Carbon dioxide Capture & Storage)とは異なり、排ガスプラントの 近辺に該設備を設ける必要がなく、理論上地球のどこででも設置可能な点で大きな 特徴を有しています。従来のCO2吸収剤は大気中の水分も多く吸収してしまうことが 大きな課題でしたが、我々は大気中のCO2のみを選択的に吸収し、水分を含まない アミン系化合物の導出に成功しました。また、用途に合わせた構造のデザインも 実現可能です。 (3)16:00~17:00 ○ 講師:桜井 誠人氏 国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 研究領域主幹 演題:「宇宙船内の空気再生技術と地球における物質循環」 要旨: 宇宙船内の二酸化炭素濃度は4000ppmほどでありゼオライトを用いた吸着剤で 分離濃縮され船外に排気されていました。酸素は水電解により生成され、副生成物の 水素と二酸化炭素を用いてサバチエ反応(CO2+4H2→CH4+2H2O)により水を生成し酸素を 再生する技術も進んでいます。 JAXAは日本得意の環境技術などで次期国際有人宇宙活動に貢献するために環境制御生命 維持システムなどの研究開発を行っています。 ※ 当日のすべて講演は、協会と受信契約を結ばれている会員企業におけるサテライト配信でもご聴講頂けます。 懇親会:新型コロナウイルス感染予防のため中止とさせて頂きます。 |
参加費・懇親会費について | 参加費: 会員:無料 (会員リスト:http://www.jaci.or.jp/about/page_06.html ) 非会員:11,000円(当日受付でお支払い下さい。) |
募集人数 | 30 人 |