電子情報技術部会 マイクロナノシステムと材料・加工分科会 講演会 「高感度分析を可能にするプラズモンナノ材料最前線」 の詳細


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イベント名 電子情報技術部会 マイクロナノシステムと材料・加工分科会 講演会 「高感度分析を可能にするプラズモンナノ材料最前線」
日時 2020-01-16 14時00分~18時10分
場所 JACI会議室
概要 (受付は13:30からです。)

講演(1)14:00~15:25 ○

講師:東海林 竜也 氏
大阪市立大学 大学院理学研究科 講師

演題:「ナノ構造を用いた光ピンセットの分析化学への展開」

要旨:
2018年ノーベル物理学賞受賞者のArthur Ashkinが開発した光ピンセットは、光の力学作用である「光圧」を利用した非破壊・非接触のマイクロ粒子操作技術です。この光ピンセットを用いれば、溶液中に漂う高分子や生体分子などのソフトマターを個別選択的に分析する手法が期待できますが、光圧による分子操作法は決して容易ではありません。本発表では、ナノ構造の電場増強効果を利用した新型光ピンセットの開発と、光ピンセットを用いた高分子分析法について紹介します。

講演(2)15:35~17:00 ○

講師:田和 圭子 氏
関西学院大学 理工学部 教授

演題:「プラズモニックチップを用いた高感度バイオセンシング」

要旨:
金あるいは銀でコーティングされた波長サイズの周期構造をもつ基板をプラズモニックチップとよんでいる。このプラズモニックチップは特別な光学素子を使わずに光を直接プラズモンと結合できるため、基板表面に増強電場を作ることができる。そこで、このプラズモニックチップを用いて基板上の蛍光の増強を行い、高感度なバイオセンサーやバイオイメージングを実行する研究を進めてきたので、それらについて紹介する。

※当協会と受信契約を結ばれている会員企業ではサテライト配信でも聴講いただけます。

懇親会 17:00~18:00
参加費・懇親会費について 参加費: 会 員:無料
 (会員リスト:http://www.jaci.or.jp/about/page_06.html )
     非会員:11,000円 (当日受付でお支払い下さい。)
懇親会費:無料
募集人数 80 人