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イベント名 | 電子情報技術部会 エレクトロニクス交流会 講演会 「カーボンマテリアルの基礎とエレクトロニクス領域への応用」 |
日時 | 2019-11-22 14時00分~18時00分 |
場所 | JACI会議室 |
概要 | 講演(1)14:00~15:25 ○ 講師:塩見 淳一郎 氏 東京大学大学院 工学系研究科 機械工学専攻 教授 演題:「ミクロな視点からのカーボンマテリアルの熱輸送の理解と制御」 要旨: エレクトロニクスの熱マネージメントにおいて、一般に熱伝導率の高いカーボンナノマテリアルは重要な位置づけにあり、様々な研究開発が行われている。カーボンナノマテリアルには、グラファイトやダイヤモンドなどの単一系から、コストや機械的コンプライアンスなどと両立するための複合系まで様々あるが、いずれにしても、不均一構造(不純物、欠陥、界面など)に熱伝導は大きく影響される。ここで、熱伝導率の高い材料においてフォノンは強い非平衡状態(弾道熱伝導)にあり、不均一構造の影響はフォノンのモード(周波数や波数)に強く依存する。材料開発の上で、これらを理解することは重要であり、本講演においてはその基礎を解説する。一方、逆に考えると、不均一構造を利用して熱流を制御して付加価値を生み出すことも考えられ、その側面についても概説する。 講演(2)15:35~17:00 ○ 講師:高井 和之 氏 法政大学 環境応用化学科 教授 演題:「カーボンマテリアルの電気伝導の基礎とエレクトロニクス応用への課題」 要旨: カーボンマテリアルは古くは導電性材料として,さらにはナノカーボンマテリアルの登場により,半導体材料としてもエレクトロニクス領域への応用が試みられて来た物質です.しかしながら結晶成長や構造制御,デバイス作製プロセスなどにおける課題が未だ多く残されています.本講演ではカーボンマテリアルの基本構造となっているグラフェンの電気伝導の基礎を紹介するとともに,現実に得られるカーボンマテリアル試料の非理想的要素が電気伝導にもたらす影響について述べます. ※当協会と受信契約を結ばれている会員企業ではサテライト配信でも聴講いただけます。 懇親会 17:00~18:00 |
参加費・懇親会費について | 参加費: 会 員:無料 (会員リスト:http://www.jaci.or.jp/about/page_06.html ) 非会員:11,000円 (当日受付でお支払い下さい。) 懇親会費:無料 |
募集人数 | 80 人 |