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イベント名 | 先端化学・材料技術部会 高選択性反応分科会「化学工学技術セミナー」(2日目) |
日時 | 2019-11-14 10時00分~18時00分 |
場所 | JACI会議室 |
概要 | 企業で化学品の開発に携わる研究員は、大学での研究とは異なり、実験室のフラスコで 開発した化学品を、スケールアップを行い最終的には実際の化学プラントで安全かつ大量 に製造できるようにすることが求められます。化学プラントで、化学品を効率的かつ安全 に製造するためには、化学の知識に加えて、化学工学の様々な知識とスキルが必要です。 そこで、高選択性反応分科会では、既に化学工学の初歩の知識をお持ちの方などが体系 的な知識を修得できるように、「化学工学基礎」「伝熱」「触媒反応工学」という化学 工学における基本的な3つのテーマについて、専門家の先生による講義を企画いたしました。 今回は昨年までのセミナーと異なり学部、大学院で化学工学の講義を履修した方々を 対象とする入門レベルとしておりますが、企業での新人教育の一環としてのご聴講や、 中堅研究員の方が自身の知識を見直すためのご聴講も歓迎いたしますので、皆様の多数の 参加をお待ちしております。 *受付は9:30~です* プログラム (1)10:00~14:00(昼休み休憩1時間含む)○ 講師 : 木村 元彦 氏 静岡大学工学部化学バイオ工学科 教授 演題 : 「伝熱」 要旨 :化学工学における伝熱は、「熱の移動」に対して定量的なモデルを使用 して現象を表現する技術である。 講義では、伝熱の基本となる伝導伝熱、対流伝熱、ふく射伝熱の伝熱 モデルと、熱交換器のような複数の伝熱形式が混在する伝熱モデルの 計算法を解説する。簡単な実験ビデオなども紹介する。 (簡単な計算をして頂くので電卓をご持参ください) (2)14:10~17:10 ○ 講師 : 福原 長寿 氏 静岡大学学術院工学領域 教授 演題 : 「触媒反応工学」 要旨 : 工業的な触媒反応装置を設計するためには,触媒反応の速度論的な取り 扱いに関する知識が基本となる。本講義では、化学反応における反応速度 則(反応次数,速度の温度依存性,速度式の解釈と近似)から説明を スタートし,固体触媒を用いた触媒反応器の設計に関する基礎式の導出や、 反応速度式の推算に関した基本知識を紹介する。また,触媒反応装置内の 物質収支の取り方についても紹介する。(電卓を使用します) 懇親会 : 17:10~18:00 参加申込み : 当協会のホームページよりお申し込み下さい。 申込み締切 11月11日(月) (定員になり次第、募集を締め切らせていただきます) ※ 当日のすべての講義は、協会と受信契約を結ばれている会員企業ではサテライト 配信でもご聴講いただけます。 |
参加費・懇親会費について | 参加費 会 員 : 無料(会員リスト:http://www.jaci.or.jp/about/page_06.html ) 非会員 : 11,000円(当日受付でお支払い下さい) 懇親会費 : 無料 |
募集人数 | 40 人 |